改めて感じる素早い損切りの重要性


90%の暴落となったGT Advanced Technologies (GTAT)の日足チャートです。(月曜のマーケット終了90分前時点) 今朝の始値は11ドル6セント、そして現在の株価は1ドル4セント、正に悪夢のような下げ方です。

一気に売られた原因は、GTATが連邦破産法第11章に基づく破産保護の申請を行ったためです。今日の陰線があまりにも特大で9月9日(1)の陰線が全く目立たなくなってしまいましたが、この日GTATは12.9%の大幅な下げを記録しています。売り材料は、期待されていたGTATのサファイアガラスがiPhone 6に搭載されていなかったためです。見てのとおり翌日は窓を開けての下げ、そしてその後は横ばい状態でしたが、けっきょく回復することなく今日の暴落に至りました。「今日の株価の暴落は、GTAT社がアップルとの関係が完全に切れたことを示唆し、GTAT株はナスダック市場から外されることになるだろう」、とレイモンド・ジェームズ社のアナリストは語っています。

こんなチャートを見る度に思うことは、「損切りの重要性」です。GTAT株の最近1年間の動きを見るとこうなります。


ヘッド・アンド・ショルダーズの売りパターンです。1は9月9日の陰線、そして翌日の窓を開けての下げ(2)で起きたことは、売りシグナルとなるネックライン割れです。言い換えると、この株を保有していた人は、2の日が最後の損切りチャンスとなりました。繰り返しになりますが、こんなチャートを見る度に、損切りの重要性を強く感じます。

(参照した記事:GT Advanced Tech files for bankruptcy protection

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