顕著になったリスク・アペタイトの低下

最近の米国株式市場は弱い展開となっている。特に注目したいのは、一般消費財と生活必需品だ。ファンド・マネージャーが強気なときは、資金は車、住宅、小売などの一般消費財に投資され、その反対に弱気なときはソーダ、タバコ、歯磨き粉などの生活必需品に資金が配分される。 -- J.C.パレッツ
下のチャートは、パレッツ氏のブログから取ったものです。

ALL STAR CHARTS (週足)
一般消費財のETF、Consumer Discret Sel Sect SPDR (XLY)と生活必需品のETF、Consumer Staples Select Sector SPDR  (XLP)を比較したものです。Aのように上昇している局面は、一般消費財の成績が生活必需品を上回り、ファンド・マネージャーが強気であることを示します。Bはその反対です。下降する場面は、ファンド・マネージャーが弱気であり、資金を生活必需品に移して守りを固めている状態です。

パレッツ氏は、こう語っています。
気になることが二つある。先ず、ブレイクアウトの失敗だ(1)。10年前の高値を突破したが、上昇は長続きせず、簡単に下落に転じてしまっている。最も気になるのは、2008年の安値から引いたアップトレンドライン割れだ(2)。見てのとおり、このチャートはマーケットより一足先に動いている。S&P500指数がピークとなったのは2007年の秋、しかし、このチャートの急激な下落は2007年の夏に始まっている。S&P500が底を打ったのは2009年3月、しかしこのチャートの底打ちは2008年の11月だ。

(参照した記事: Discretionary vs Staples Ratio Breaks 2009 Uptrend Line

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