今は株を売る時ではない、何もするな!?

今週の米国株式市場は2012年5月以来最高の下げとなり、CNNマネーには、こんな記事がさっそく掲載されています。

「株式市場から撤退するべきだろうか?」、「株は売り時だろうか?」、といった意味になりますが、こんなことが書かれていました。

But here's the truth: Most of us are better off doing nothing.
株式市場は、5%、10%、と更に下落する可能性がありますが、結論は「doing nothing 何もするな」です。ここでの新規の買いはしない、買い足しもしない、持ち株は売らない、と解釈できる言葉ですが、その理由はこう説明されています。
1、最近の下げを全体的な視野から見ること:
この下げは株式市場の基盤を崩すようなものではない。歴史を振り返ると分かることだが、株式市場には10%を超える調整が必ず起きる。今回の場合も調整が起きているだけであり、長い目で見れば、これは単なる雑音だ。 -- ジュリエン・ティマー(Global Macro)
2、パニック売りはダメ:
不安、心配に襲われての売りは、ほとんどの場合最悪なタイミングになる。パニック売りが起きているときは株価が一気に下がるから、そこが一時的な底になることが多い。更に悪いことは、大幅下落直後に起きるラリーを見て、売った株価よりも高い株価で買い戻す、ということが起きやすい。
3、歴史を参考にすること:
大きな下げの後には大きな上げが起きやすい。良いタイミングで持ち株を処分することができた、と一時的に思うかもしれないが、その後に起きる大幅上昇を見て、売ったことを後悔することになるだろう。
4、長期的な計画を立て、それに従うこと:
現在の株式市場に不安を感じるならポートフォリオを見直してみよう。資金は、適切に分散されているだろうか?一つの株だけに資金が集中していないだろうか?明らかに間違っている、と判断されるなら持ち株を調整する必要がある。
ということで、完全に何もしないのではなく、場合によっては持ち株処分が正しい、ということになります。しかし、こんな疑問があります。資金を正しく分散させる、というのはどういうことでしょうか?株半分、債券半分にすれば良いのでしょうか?ゴールドマン・サックスのストラテジストは、こんなことを述べています。
資金の分散と言うと、ほとんどの人たちは株と債券に資金を配分することだと思っている。現に、このやり方は1970年代から続いているが、今日と70年代では状況が全く違う。要するに、今日の投資家たちは必要以上の株と債券を保有している訳だから、他のアセットにも資金を配分することが大切だ。
ジョシュア・ブラウン氏(投資アドバイザー)は、一言でこう言っています。
Stocks and bonds aren't good enough anymore.(株と債券だけでは、もはや十分ではない。)
これらのものにも資金を配分することが勧められています。
・ 新興市場国の株
・ 海外の小型株
・ 不動産
・ 商品
・ レバレッジド・ローン
・ 海外のジャンク債
上記全てに、どのように資金を配分するのかは私には分かりません。投資アドバイザーからの助けが必要です。しかし一つ言えることは、多くの人たちが無視している商品市場に目を向けることは、とても重要なことだと思います。


(参照した記事:Is it time to exit stocks?

“Stocks and bonds aren’t good enough anymore” – Wall Street

Goldman Sachs strategists say investors hold too much stocks and bonds and need to jack up alternatives allocations

コメント

lineの倍 さんのコメント…
S&P500先物が1881.5まで下落しました。
http://www.cmegroup.com/trading/equity-index/us-index/sandp-500.html

狙い目はGLD,GDXですね。
lineの倍 さんのコメント…
こういうストーリーです。

1。今までのBuy & Hold で良いのか不安になる。
2.ポートフォリオの見直しをする。
3.YTDでみるとすでにDJIはロスが出ている。また数週後にはS&P500もYTDでロストなる。
4.YTDでgainのあるのは? んGDX
5.ドルもまた弱くなっているし・・・
6.Goldのproduction costは1200USD/ozだって、そうかならこれからの下落は一時的だな。少しだけGDXを買うか。
7.チャート好きなトレーダはアップトレンドを見て参戦
8. 6に戻る。

こういうシナリヲを想定しています。