FOMC終了後に役立った移動平均線

当たり前なことを言うな、と怒る人もいるかもしれませんが、トレンドがハッキリしている時にトレードに役立つのは移動平均線です。下は、FOMC(連邦公開市場委員会)終了直前直後のドル円の動きです。(5分足)


横ばいゾーンを決定的にブレイクする長い陽線(1)がFOMC終了直後に形成されました。この巨大な陽線が形成された直後、移動平均線(パラメーターは20)は水平から上向きになり、アップトレンドの再開です。

注目は押し目買いのタイミングとなった2の部分です。ローソク足は移動平均線に接触後、きれいに跳ね返されています。更に、2の陽線をよく見てみると、これは直前の陰線よりも短い「はらみ線」ですから、下げ止まりの可能性が示唆されていました。もちろん、20移動平均線まで下げずに反発してしまうこともありますが、押し目買いのタイミングを計る良い指標になります。


トレーダーたちに人気のオシレーター、ストキャスティクスを入れました。2が買いシグナルとなった陽線です。その時点では(A)、ストキャスティクスは買いシグナルとなる売られ過ぎゾーンまで下げていません。もしストキャスティクスのクロスで買ったとすると、買い出動となったのは3の長い陽線です。

上の移動平均線は単純移動平均線ですが、S&P500指数の場合は、指数平滑移動平均線(Exponential Moving Average)を使うトレーダーが多いです。下は、S&P500指数の5分足チャートに、指数平滑移動平均線(パラメーター:20)とストキャスティクスを入れたものです。


FOMC終了直後、長い陰線(1)が形成されました。2が押し目買いのタイミングです。上昇する平滑移動平均線に跳ね返され、強気な陽線が形成されています。この陽線が形成されている時、ストキャスティクスは買われ過ぎゾーン(3)で推移していますから、ストキャスティクスに頼ったトレーダーは2で買うことはできません。

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