米国株式市場: ブルマーケット継続で意見は一致

マーケット終了まで2時間を残し、ダウ平均は現在+0.09%、S&P500指数は-0.21%、そしてハイテク株の多いナスダックは1.29%と大きく下げています。下は、ナスダック100指数に連動するETFの日足チャートです。


高値圏で横ばい状態でしたが、今日の下げでETF価格はレンジの下限割れ(1)です。もしこのまま下げが続いた場合、前回(2)のように、50日移動平均線がサポートになるかが注目されます。

今日のナスダック100指数は確かに陰線ですが、トレンドの上げ方向に変化はありません。しかし、こんな不安材料が挙げられています。


ナスダック100指数に属す銘柄の何パーセントが50日移動平均線より上にあるかが示されています。ピーク(1)は、90%を超えていた7月です。しかし、ナスダック100指数は7月がピークになったのではなく、矢印で分かるように、その後も上昇が続きました。言い換えるとダイバージェンスが起きています。マーケットは確かに上昇しましたが、1と2で分かるように、50日移動平均線より上にある銘柄数は減っています。正に、強い銘柄数を減らしながらのマーケット上昇ですから、決して良い内容での高値更新ではありません。

もう一つの心配は、これはナスダックだけに限ったことではなく米国株式市場全体について言えることですが、あまりにも楽観的になった投資家たちです。

ウォール・ストリート・ジャーナル
上の絵は、昨日のウォール・ストリート・ジャーナル(オンライン)に掲載されていたものです。Have you seen me?(私を見かけましたか?)、と売り手(ベア)が不在なマーケットが報道されています。ジム・カーン氏(投資アドバイザー)は、こう語っています。
怖い状態だと思いませんか?普通なら、「マーケットは下がると思う、上がると思う」、と議論されるものですが、今日のマーケットでは皆が上げ方向に賛成です。もし、この見方が間違っていたらどうなるでしょうか?皆一斉に出口に向かって走り出すことでしょう。

(参照した記事:Stock-Market Bears Turn Docile, Predict S&P 500 Gains

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