ウォール街: いよいよブルームバーク主流の時代が終わる!?

日曜、ヤフー・ファイナンスでトップ扱いになっていたのはこの記事です。


ロイターの独占記事です。「ゴールドマン・サックスは、ブルームバーグに代わるメッセージ・システムの購入を決定」、といった意味になります。

関係筋によると、ブルームバーグに代わるものを探すゴールドマン・サックスは、チャットとインスタント・メッセージの新興企業Perzo Incに投資するようだ。メッセージと言えばウォール街ではブルームバーグが圧倒的な主流だが、インスタント・メッセージを含めた株やトレード・データ、そしてニュースの購読料金は1ターミナル年間2万ドルに及ぶ。しかし、Perzo Incのシステムは無料だ。他社、たとえばモルガン・スタンレー、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、ドイツ銀行、HSBCもPerzo Incへの投資を考えているようだ。
記事によると、出来高が減りトレードでの利益が減っていることなどから、ゴールドマン・サックスは経費削減の一環としてPerzo Incへの投資を決定しました。更に関係者の話によると、ブルームバーグのメッセージ・システムはユーザーフレンドリーでなく、かなり前からゴールドマン・サックスは代用品を探していたようです。

記事に書かれているように、「ウォール街ではブルームバーグが圧倒的な主流」、というのが今日までゴールドマン・サックスや他社がブルームバーグのメッセージ・システムを使い続けている理由です。皆が使っている訳ですから、自分だけ他社の製品を使うと、情報の交換に支障をきたしてしまいます。しかしウォール街はコスト削減を迫られ、ブルームバーグの圧倒的な首位という時代が終わろうとしています。他の大手金融機関もPerzo Incへの投資を考えている訳ですから、Perzo Incのチャットやインスタント・メッセージ・システムがウォール街の主役になる可能性が十分にあります。

何と言っても魅力は無料です。ツイッターやフェイスブックが大衆に受け入れられた原因は、単にそれらがユーザーフレンドリーであるだけでなく無料だからです。ウォール街には規制がありますから、ツイッターを使うことは不可能ですが、情報収集にSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)欠かすことはできません。ということでPerzo Incは、ウォール街のSNSを構築する大役を任されたようです。

(情報源: Exclusive: Goldman group set to buy message system as alternative to Bloomberg - sources

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