2014年8月29日金曜日

トレーダーが切り捨てるべき悪い癖

月曜は祭日、米国は連休の週末です。この連休で夏休みが終わり、来週からいよいよ秋の相場が始まります。

Ryan Detrick, CMT
上の表は、ライアン・デトリック氏のツイートからとったものです。1950年以来のS&P500指数の成績が月別に示されています。赤で囲った部分が9月になり、9月は年間で最も不調な月です。S&P500指数の9月の平均リターンはマイナス0.47%、そして9月がプラスで終了する可能性は45%です。

トレーダーや投資家は、株式市場から利益を上げるために、上のような統計だけでなく様々な指標を利用しています。株トレーダーのスティーブ・バーンズ氏は、こんなことを述べています。
当然のことながら、私たちは全ての指標、そして全てのトレード手法を使うことはできない。重要な事は実際に役立つものを選ぶことであり、ダメなものは切り捨てることだ。
更にバーンズ氏は、トレーダーが切り捨てるべき癖として、下記を指摘しています。
・ 自分の見方が正しい、自分の予想が正しいなどといった偏見を捨てること。常に正しいのは、あなたではなくマーケットだ。
・ チアリーダーになることをやめる。あなたが、どんなに応援しても株価は上がらない。言い換えると、チアリーダーになっているということは、あなたが感情的になっている証拠だ。
・ 損を他人のせいにしない。マーケットメーカーのお陰で損をした、などといったことを言う人がいるが、損が出たのはあなたの責任だ。
・ 損を出したことを、いつまでもクヨクヨしない。自分の手法に従いルールどおりに損切ったのなら、敗けたことに固執するのではなく、さっさと次のトレードに移ること。
・ 予想していなかった方向に株が動いたらポジションを手仕舞うこと。逆行する株価は、あなたの見方が間違っていたことを明確に示している。
・ これは絶対に行ける、と感じる時は危険だ。なぜなら、必要以上に大きな株数でトレードしてしまうからだ。
・ 過去のトレードを必要以上に重要視しないこと。この銘柄で勝てたからといって、いつもこの銘柄でやったら勝てるという保証はない。
・ トレードが全てではない。家族や友人はトレードより大切であり、あなたの人生=トレードではない。
・ 損切りを遅らせてはいけない。株価は戻って来る、などといった希望的な考えは捨てること。
・ 早すぎる利食いを避けること。2ポイント上がったら利食ってやろう、とあらかじめ目標を設定することは大きな利益を逃す原因になる。ポジションの手仕舞いにはトレーリングストップを利用しよう。

(情報源: デトリック氏のツイート

Trading Tips: 10 Things A Trader Needs To Give Up

1 件のコメント:

lineの倍 さんのコメント...

鎌田さま
 最近読んだ記事のなかでこれが秀逸でした。
http://www.zerohedge.com/news/2014-08-29/3-things-worth-thinking-about

特にこの図、real investor psychology、 が笑えまえん・・・。まさに私の心理そのもの・・・。もう一つのチャートも初めてみました。国債利率のピークアウトがS&P500のピークアウトの先行指標となるものです。文章の最初の語り口もホロリとさせるものがあります。