株トレード: 雑音とシグナル

最も重要な物は情報だ、というゴードン・ゲッコーの有名な言葉です。
The most valuable commodity I know of is information, wouldn't you agree?
ゴードン・ゲッコー(映画:ウォール街)
株や先物、為替をトレードする人にとっても情報は重要であることは言うまでもありませんが、実際に役に立つ情報とはどんなものでしょうか?

こういう記事があります。
Why Traders Should Focus On Signals And Tune Out Noise(なぜトレーダーは雑音を避けてシグナルに注意を払うべきか)
シグナルは、私たちに適切な売買タイミングを教えてくれる。雑音は単なる情報や話題だ。もし情報を使って利益を上げることができないなら、それはシグナルではない。
では、どんなものがシグナルになるのでしょうか?
1、レンジから株価のブレイクアウト。(上放れ、下放れ)
2、サポートレベル、レジスタンスレベルにおける株価の反転。
3、悪いニュースなのに買われている。良いニュースなのに売られている。こんな場合は、トレンド転換の可能性がある。
4、皆が皆揃って弱気、または強気な時は、そこが天井や底になる可能性がある。大衆の心理状態とは正反対な値動きが起きた場合は要注意。
5、トレンドと同方向に窓が開いた場合は、現行トレンドが更に長く続く可能性がある。
テクニカルな要素ばかりで、ファンダメンタルに関することは完全に無視されています。この傾向が特に顕著なのはデイトレードです。今日買って今日中にポジションを手仕舞ってしまう状況では、一株利益、売上などの情報は役に立ちません。上の5項目で言うなら、ほとんどのトレーダーは1と2を使ってトレードしています。ファンダメンタル分析を重要視するのは長期投資家です。1年、3年、5年という期間で株を保有しようと考えている場合は、企業利益や売上だけでなく、経営陣の能力分析も必要です。

5つのシグナルが挙げられているように、主な雑音も5つあります。
1、テレビに出てくるアナリストや専門家たちの意見。
2、株価やマーケットに関する予想。
3、既に知られているニュース、繰り返し報道されているニュース。
4、トレードしているタイムフレーム(時間軸)が短いほど、値動きに雑音が多くなる。雑音を避け、明確なトレンドを確認するためには長めのタイムフレームを利用する。
5、短期トレード結果は雑音。特にトレードシステムの良し悪しを判断する場合は、長期結果を調べること。良い短期結果は、その期間のマーケットが強かっただけであり、システムが優れていた訳でないことが多い。

(参照した記事:Why Traders Should Focus On Signals And Tune Out Noise

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