なぜ現時点での株買いに不安を感じるのか?

質問: 現在、手元に更に投資できる1万ドルの資金があったら、どこへ投資しますか?

回答:

ギャラップ社
・ 株に投資する: 41%

・ 現金として保有する: 36%

・ 定期預金に入れる: 20%

・ どれとも言えない: 3%

次の質問はこれです。

自分の資金を使って、株に今投資することをどう思いますか?

回答:

ギャラップ社 
・ 極めて大きな不安を感じる: 11%

・ やや不安を感じる: 34%

・ 少し不安を感じる: 38%

・ 全く不安を感じない: 16%

・ どれとも言えない: 1%

不安の程度に違いはありますが、80%を超える人々が、現時点での株投資に不安を感じています。リディア・サード氏(ギャラップ社)は、こんな興味深いことを指摘しています。
これだけ大きくマーケットは上昇してしまったのだから、人々が現時点での株買いに不安を感じるのは当たり前だ、という意見がある。更に、マーケットは長期間に渡る上昇が続いているだけに、投資家がここでの買いを躊躇するのは当然、という意見もある。しかし現実は、多くの人々は米国株式市場が、どれくらい上昇したのかを知らない。
2013年、S&P500指数は、ほぼ30%の大幅上昇となりました。サード氏によると、64%の人たちは、2013年のマーケットは上昇したということを知っていますが、20%を超える上昇となったという回答は、たったの24%です。驚くことは、21%の人たちは「マーケットは横ばい状態だった」、そして9%の人たちは「マーケットは下落した」、と答えています。

株式市場の状況を、よく分かっていない大衆を非難するつもりは全くありません。証券業界の人なら話は別ですが、自分の専門外の分野に詳しくないのは当たり前のことであり、現に人々はこう答えています。

ギャラップ社
・ 自分だけの判断での投資に自信がある  27%

・ 専門家からの投資アドバイスが欲しい  71%

・ どちらとも言えない  2%

圧倒的に多い71%の回答で分かるように、人々はプロからの助けを欲しています。言い換えると、人々が現時点で株投資に不安を感じるのは、自分の判断に自信の無いことが大きな原因になっているようです。

(参照した記事: U.S. Investors Seem Unaware of Bull Market's Strong Gains

コメント