先週の株式市場を振り返り -- マーケット関係者たちのコメント

・ 先週のマーケットは独立記念日で一日少なかったが、下が各セクターの成績だ。

資料:StockCharts.com

見てのとおり、最も大きく伸びたのは2%強のテクノロジー株と一般消費財、そして下げたのは電気・ガスなどの公共株だ(-2.83%)。もう一つ興味深いのは、生活必需品関連銘柄は0.37%しか上昇していない。投資家たちは攻撃的な投資姿勢だ。-- アーサー・ヒル(stockcharts.com)

・ 大衆とは反対に行動する逆張り思考が大切だと言われる。しかし、超極端な状況でない限り逆張りは無意味だ。トレンドは99.99%の確率で私たちが思っているより長く続くものであり、トレンドに逆らうことはサケがナイアガラの滝に挑戦するようなものだ。逆張りでの成功は単にラッキーだっただけという事が多い。 -- グレゴリー・ハーモン(Dragonfly Capital Management)

・ トレーダーたちが成功できないのはプラス思考が欠けているからではない。多くのトレーダーたちは、プラスな行動を続けるために自らの意志力に頼っている。問題は意志力だ。なぜなら、意志力には絶えず継続するという保証は無い。重要なことは、プラスな行動を癖に変えてしまうことだ。成功しているトレーダーは間違いから学ぶ能力があるだけでなく、プラスな行動が当たり前な日課になっている。 -- ブレット・スティンバーガー(TraderFeed)

・ 株は割高だろうか?割安、割高を判断するために株価収益率(PER)が一般的に利用されるが、問題は基準となる株価収益率の平均値だ。予想される将来の利益を使って計算すると株価収益率は15.7だが、5年平均は13.3、そして10年平均は13.8であることを考えると現在の株式市場は割高だ。しかし、PERの15年間の平均値は15.8だから、わずかだが現在のマーケットはまだ割高ではない。-- ジョン・バターズ(FactSet)

・ 米国のブルマーケットは今年中に終わる、または米国市場は今年中に暴落する、ということを主張することは難しい。もちろん、現在のマーケットは割高という意見もあるが、歴史的に見れば現在のマーケットは極めて割高というレベルではない。-- ジョージ・ペアクス(Bespoke Investment)

・ 株式市場は史上最高値を記録し、正に素晴らしい夏だ。しかし、アメリカ市民は新高値を祝っているだろうか?こんなツイートがある。「ダウの新高値などに全く興味は無い。米国経済は相変わらず低迷だ。」 -- CBS money watach

・ 先週発表された米雇用統計は全体的に良い内容だったが、全く心配材料が無い訳ではない。たとえば、フルタイムで働きたいのだがパートの仕事しか見つからない人たちの数だ。パートタイマーの数は27万5000人増え、これで全パートタイマー数は750万人だ。 -- USA TODAY

・ 株専門のミューチュアル・ファンドに投資している人たちは、年平均で2パーセンテージ・ポイントに相当する間違いをおかしている。原因は、一般的な投資家は、マーケットが好調に上昇している時にミューチュアル・ファンドに投資し、マーケットが低迷し始めると資金をファンドから引き上げてしまうからだ。この方法で投資すると、平均的なリターンは年率3.6%になり、投資したまま持ち続けるやり方の年率平均5.6%に劣る。 -- ジョー・ワイセンタル(Business Insider)

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