米国株式市場: いっそう強気になった投資ストラテジストたち

AAIIが毎週行っている今週の個人投資家たちのセンチメント結果です。

質問: 向こう6ヶ月間を考慮した場合、あなたは株投資に強気ですか、弱気ですか、それとも中立ですか?

回答:

強気: 37.6% (前回 38.5%) (歴史的平均値 39.0%)

中立: 33.7% (前回 39.1%) (歴史的平均値 30.5%)

弱気: 28.7% (前回 22.4%) (歴史的平均値 30.5%)



今回特に目立ったのは、「弱気」回答が前回の数値を6.3パーセンテージ・ポイント上回り、この結果弱気センチメントは2ヶ月ぶりの高レベルに達しました。と言っても、まだ歴史的平均値より低い状態ですから、個人投資家たちは極めて弱気という訳ではありません。

マーケット関係者たちはどんな見方をしているでしょうか?CNNマネーは22人の投資ストラテジストをインタビューし、得られた結論は「強気」です。現在、S&P500指数は1965付近で推移していますが、ストラテジストたちの回答平均値を見てみると、今年の終値は2011が予想され、これは年率8.8%の上昇を意味します。更にCNNマネーによると、4月の調査では年率+6.5%が予想されていましたから、ストラテジストたちはいっそう強気になっています。

ストラテジストたちのコメントです。
・ 弱気論者が多すぎる。それに、大衆はまだ積極的にマーケットに参加していない。個人投資家たちは、金融危機による株暴落を忘れることができず、株投資に相変わらず消極的だ。-- アート・ホーガン(Wunderlich Securities)
・ 向こう12ヶ月間を考えた場合、個人投資家が株投資に現在消極的なのは好材料だ。資金が株へ本格的に向かうのはこれからだ。-- フランク・ファントジ(Planned Financial Services)
・ 米国経済の弱さを気にする必要はない。なぜなら、海外の強い経済成長にオフセットされるからだ。S&P500指数に属する企業の利益の大半は海外からのものだ。企業利益と投資家たちのセンチメントを考慮すれば、S&P500指数は難無く2000を超えて今年を終了するだろう。-- ブライアン・ジェイコブセン(Wells Fargo Funds Management)
・ 株は確かに割高だ。第2四半期の決算発表が始まったが、今のところ良い内容のものが多い。このまま良い決算発表が続けば、株の割高感は解消されることだろう。-- カタリナ・フーパー(Allianz Global Investors)
もちろん、CNNがインタビューした全てのストラテジストが強気ではありません。
マーケットは、そろそろ調整だ。金利引き上げの兆しが更に見えてくれば、投資家たちは持ち株を売り、利食いの売りがマーケットに広がることだろう。S&P500指数は1845で今年を終了する。しかし、調整が長引き結果的にベアマーケット入りとなる、ということは予想していない。-- デイビッド・ジョイ(Ameriprise Financial)

(参照した記事:AAII Sentiment Survey: Pessimism Jumps To A 2-Month High

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