勢いを利用した買い: ストキャスティクス・ポップの話

投資家にとって持ち株が上がることは嬉しいことですが、米国株式市場は、いくらなんでも行き過ぎだとマーケットの天井を心配する人たちがいることも事実です。

CNNマネー

上はCNNマネーに掲載されている「Fear & Greed Index(恐怖&欲指数)」です。現在の数値は極めて強い欲を示す86になり、1ヶ月前の34という株投資に恐怖を感じていた数値から大きく回復しています。更に、86は今年の最高値ですから投資家たちは強気です。

相場の格言は、現在のように皆が強気なときに買うのではなく、その反対に皆が弱気なときに買うことを勧めています。
野も山もみな一面に弱気なら、阿呆になりて米を買うべし
格言に従うなら、今買うのは間違いということになりますが、皆が強気なときに買うトレード方法も当然あります。有名なのは、ストキャスティクスを利用したストキャスティクス・ポップです。

ストキャスティクスは売られすぎ、買われすぎを判断する指標として利用され、20以下の数値は売られすぎ、そして80以上の数値は買われすぎと一般的に解釈されています。80以上の数字は過熱、行き過ぎな株価を意味しますから、ここでは買うべきでないという結論になるのですが、逆に言うと80以上の数字は株が人気化したことを示しています。ということで、ストキャスティクス・ポップというのは、ストキャスティクスが80を超えたところで買う方法です。

下はグーグルの日足チャートです。


1がストキャスティクスが80を突破しストキャスティクス・ポップの起きている場所です。この日の終了間際で買いです(2)。利食いの方法はいくつかありますが、一般的な方法はこれです。


先ず買った日(2)の安値に損切りを設定します(a)。思惑通り翌日も陽線ですから、aの損切りをbに引き上げます。このようにc、dと設定を引き上げ、最終的に前日の安値割れが起き利食いとなったのはeです。ストキャスティクス・ポップは長期的な投資ではなく、短期的な勢いに乗る方法です。もちろん、これはデイトレードにも応用できます。

日経225インデックスファンドに最近ストキャスティクス・ポップが起きています。


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