ポーカー・プレーヤーが語る株トレード3つのルール

勝ち目のないカードを配られたら、あなたはどうするだろうか?そのままポーカーを続けるだろうか?そんな場合は、その勝負からは降りて次の良い機会を待つ筈だ。ギャンブルのスリルを味わうために、手の良し悪しに関係なく全てのゲームに参加したら、そのポーカー・プレーヤーはどうなるだろうか? -- ブレット・スティンバーガー
スティンバーガーさんは、トレーダーのコーチとして知られていますが、ポーカーとトレードを比較する話はよく出てきます。例えば、iBankCoinのチャットルームを担当しているchessNwineさんは、株のトレーダーになる前はプロのポーカー・プレーヤーでした。


ラスベガス、アリゾナ、そしてカリフォルニアのカジノでプレーしてきたが、どのカジノも馬鹿なポーカー・プレーヤーが多い。まるで彼らは、プロから金を奪われるためにプレーしているようだ。私には3つのルールがあった。①有利な手がある時だけプレーすること。②ギャンブルの資金を他人から借りないこと。③プレーの最中は酒を飲まないこと。 私が寝るのは夜の7時か8時、そして起きるのは午前2時半だ。こんな時間にポーカーをしている人たちのほとんどは疲れ、そして酔ったプレーヤーも多い。正に、勝てる確率が高い時間帯だ。
chessNwineさんの3つのルールは株のトレードにも当てはまります。
①有利な手がある時だけプレーすること: 自分の得意なパターンが現れたときだけトレードすること。 
②ギャンブルの資金を他人から借りないこと: 信用取引は慎重に行うこと。
③プレーの最中は酒を飲まないこと: これは特に為替トレーダーに当てはまります。為替市場は24時間開いていますから、たとえ日本が真夜中でもニューヨークの為替市場は動いています。東京に住む知人ですが、酒を飲みながらトレードをして大きな損を出しています。彼の話によれば、アルコールのお陰でだいぶ気が大きくなり、普通なら考えることができない一大勝負をしてしまったとのことです。
「赤子の手をひねる」、という言葉がありますが、意図的に2時半という時間帯にギャンブルすることで、chessNwineさんは負かすことが簡単な相手を選んでいました。トレーダー・コーチのスティンバーガーさんは、こんなことを述べています。
勝ちたければ、先ず自分はどんな相手とプレーしているのか、ということを知らなくてはならない。相手は素人なのか、あるいはプロが集まったトーナメントなのかでは、とうぜん賭け方も変わってくる。株のトレーダーもマーケット参加者について考えてみる必要がある。現在のマーケットは儲けやすい環境だろうか、それとも難しい状況だろうか?言い換えれば、現在のマーケットは出来高が大きく膨らみ、大衆が積極的に参加している状態だろうか?
来週金曜は独立記念日、米国はいよいよ本格的な夏休みです。出来高は減り、マーケットは閑散としてきますからトレードのチャンスも減ります。退屈しのぎにトレードをして損をする、といったことが起きやすいですから、夏の相場は忍耐が必要です。

(参照した記事:Mucking Your Trading Hand

A Little Background About chessNwine

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