2014年6月13日金曜日

上放れ候補銘柄をどうやって見つける?

「買うのはブレイクアウトを確認してからだ」、と言われますが、現実は多くの人たちがブレイクアウトを待たずに買っています。ブレイクアウトはチャート上に明確に現れますから買い手が殺到となり、株価は勢いよく上昇しますが、ぼやぼやしていると良い価格で買うことができません。

ブレイクアウトを期待して買う場合は、まったく急ぐ必要はないですから、自分の好きな株価で買うことができます。しかし問題は、期待のブレイクアウトが起きるという保証はありません。更に、たとえブレイクアウトが起きたとしても、それが起きるのは株を買ってから数週間後といったように、かなり待たされることもあります。

今日買って明日ブレイクアウト、と上手くはいきませんが、ブレイクアウト候補銘柄発見に役立つのは、ドン・ウォーデン氏が考案開発したバランス・オブ・パワーです。この指標については何度か書きましたが、下は、野村ホールディングスの日足チャートにバランス・オブ・パワーを入れたものです。



Aの緑色の線が大口の買い取引が目立つ部分、Bの赤は大口の売り取引が目立つ部分です。Bについて言えば、安値圏で機関投資家が株を投げていたことが示され、正に極めて悪いタイミングでの売りでした。

6ドル25セント付近に走る青い線がレジスタンスラインです。この線の直ぐ下に形成されたCのローソク足はやや弱めの引けとなり、空売りがあったことを読み取ることができます。しかし見てのとおり、レジスタンスラインにはお構いなく、バランス・オブ・パワーは大口の買いを示す緑が続出していました(A)。

Dを見てください。ブレイクアウトの初日は緑色のバランス・オブ・パワーでしたが、最近は順調に株価は上昇していますが、緑の線は一本もありません。正に、上放れを見て集まった一般投資家たちが株を買っている、といった様相です。

レジスタンスラインにもかかわらず、緑のバランス・オブ・パワーが連続している株は注目です。


BioDelivery Sciencesの日足チャートです。Bで分かるように、株価は崩れることなく、レジスタンスラインの直ぐ下で値幅の狭いレンジを形成していました。狭い値幅での退屈な動きでしたが、表面下では大口の買い取引が行われていました(A)。


これも同様な例です。(Golar LNG Ltd. 日足) 狭いレンジの形成の後ブレイクアウトです。


Integrated Device Technologyの日足チャートです。ブレイクアウトになる1週間程前から、大口の買いを示す緑の線が出現しています。

繰り返しになりますが、バランス・オブ・パワーが緑になったからといって、明日直ぐにブレイクアウトが起きるという保証はありません。しかし、この指標を利用することで、隠れた大きな買い圧力を見つけることが可能になります。

2 件のコメント:

素人くん さんのコメント...

すいません、balance of powerという指標はどこのサイトで使えますか?

T Kamada さんのコメント...

バランス・オブ・パワーはここで見ることができますが有料です。(月々29ドル99セント)http://www.worden.com/products/tc2000

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