注目のブラジル資源株

BRIC諸国の資源株はブックバリュー以下で取り引きされている。 -- The Short Side of Long (ブックバリュー: 企業の帳簿上の純資産の額)
BRIC諸国の資源株と聞いて頭に浮かんだのはヴァーレ(Vale S.A)です。
ヴァーレ: ブラジルの総合資源開発企業である。本社は、リオデジャネイロに所在している。ブラジルを代表する民間企業。かつてはリオドセと呼ばれていた。主力商品は鉄鉱石であり、鉄鉱石の生産・販売のシェアは35%で世界一である。(ウィキペディアから抜粋)
ヴァーレはニューヨーク証券取引所にも上場されており、現在の株価は12ドル85セント、そして一株あたりに換算したブックバリューは13ドル7セントです。


 ヴァーレの買いを勧める人たちは、次の3つをあげています。
・ 今年も中国の鉄鉱石需要は引き続き強い。 
・ ヴァーレは積極的なコスト削減、経費削減を行い、鉄鉱石の価格下落にうまく対処している。 
・ ブックバリュー以下の現在の株価は割安である。
ヴァーレ株を避けている人たちの意見を要約するとこうなります。「中国の鉄鉱石需要、そして株価が割安であるということは、もう長いこと買い材料として言われてきたが相変わらず株価は低迷している。予想される来年の一株利益は今年より低くなることを考えると、ヴァーレには積極的に投資できない。」

ヴァーレの週足チャートを見てみましょう。 


たしかに冴えない値動きですが、現在の位置はサポートライン(1)の直ぐ上ですから、試し買いをしている人たちがいることは明らかです。入れた指標(2)は、買いと売りの圧力を把握するために利用されているオン・バランス・ボリューム(OBV)です。矢印の方向で分かるように、最近は上向きが顕著になり、買い圧力の増大が示されています。現在の株価(12ドル85セント)で買い、12ドルを割ったら損切り、そして4月の高値(15ドル59セント)を目標にするとリワード・リスク比は3対1ですから悪い投資ではありません。

(参照した記事:Commodities Are Cheap & Disowned

Vale S.A.: A Buy Or A Sell?)

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