今月好調なのはロシア株

今月だけの動きを見た場合、S&P500指数はマイナス0.31%の成績です。(灰色の部分が5月1日から5月16日)


同期間だけで比較すると、好調なのはロシア株のETF(Market Vectors Russia)です。


5月1日から5月16日までの伸び率は8.01%となり、S&P500指数を圧倒的に上回る成績です。

ニュースのヘッドラインを見たらロシア株を買う気にはなれません。
ロシア経済はリセッション入りも、対ロ経済制裁強化の可能性
ウクライナ侵攻ならロシアは自滅の道へ
ロシアの経済成長率が大幅低下、ウクライナ危機の影響露わ 
現に、ロシア政府からは、こんなことが発表されています。
[カリーニングラード(ロシア) 13日 ロイター] - ロシアのウリュカエフ経済発展相は13日、同国経済が第2・四半期末までにリセッション(景気後退)入りする公算が大きいとの見方を示した。(略)他の政府要人は、ウクライナ問題をめぐり欧米がロシアに科した制裁が景気に打撃を与え、地政学リスクが成長を阻害しているとの認識を示している。(後略)
「景気後退入り」などという言葉を聞いたら、ますますロシア株を避けたくなりますが、現実は8.01%の上昇です。ロシア株が買われている真の原因を究明してみたくなりますが、ここで思い出すのはジョシュア・ブラウン氏(投資アドバイザー)の言葉です。
理由なんてどうでもいいことだろう?利益を上げるために必要なのは株価だけだ。
いい加減な言葉のように聞こえますが、全くデタラメな言葉ではありません。私たち個人投資家の目的は利益を上げることであり、なぜ株価が上昇しているかを探ることではありません。上のロシア株の例で示したように、買われている理由を調べた人たちは、悪いニュースばかりにウンザリして、とてもロシア株を買うことなど出来なかったことでしょう。大手ミューチュアル・ファンドで大口取引を担当している人が言っていましたが、「ニュースは単なるストリー」、と割り切ることが大切だと思います。


(参照した記事:ロシア経済はリセッション入りも、対ロ経済制裁強化の可能性

ウクライナ侵攻ならロシアは自滅の道へ

ロシアの経済成長率が大幅低下、ウクライナ危機の影響露わ 

景気後退入りの公算大=ロシア経済発展相)

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