投資家たちの心理状態は1999年に似ている?

毎週木曜、AAIIから個人投資家たちのセンチメントが発表されます。向こう6ヶ月間、株式市場は上昇するだろうか、下がるだろうか、という質問に対する回答ですが、今回はこんな結果です。

・ 上がると思う(強気): 35.4% (前回は31.2%)

・ 下がると思う(弱気): 26.8% (前回は28.6%)

・ 6ヶ月後も今日とほとんど同じレベルだと思う(中立): 37.9%(前回は40.3%)


この意見調査は1987年から始まり、下が歴史的平均値です。

・ 強気: 39.0%

・ 弱気: 30.5%

・ 中立: 30.5%

見てのとおり、今回の結果は強気と弱気は歴史的平均値を下回り、中立はそれを上回っています。AAIIはこう書いています。
中立センチメントが歴史的平均値を上回るのはこれで13週連続になり、こんな事が起きるのは1999年以来初めてだ。
最高記録は15週連続です。これが起きたのは、1999年の7月29日から1999年の11月4日までになり、99年と言えばインターネット株バブルのピークです。下は、ダウ工業株30種平均の月足チャートです。


1が1999年7月、そして2が1999年11月のローソク足です。マーケットの天井で、通常より高い中立センチメントの数値が連続した訳ですが、これは今日の様子に似ています。現在、ダウ工業株30種平均は史上最高のレベルで推移しています。そして、平均を上回る中立センチメントは13週連続ですから、あと2週で99年の記録に追いつきます。

もちろん、中立センチメントだけでマーケットは天井だ、と断言することは無茶です。注目したいのは、今月の2週目から本格的に始まる企業の決算発表です。はたして、決算内容は投資家たちを満足させることができるでしょうか?今月の後半は大きな動きがありそうな気配です。


(参照した記事: AAII Sentiment Survey

コメント

匿名 さんのコメント…
信用取引残高やIPOの頻度はITバブルのピークに並んでいます。短期ではダウは17000ドルも十分有り得ますが、長期的にはそれ以上上がっても下げがきつくなるだけでしょう。