マクドナルドとフェイスブック

決算後、株価が上がったのはどちらでしょうか?
・ [サンフランシスコ 23日 ロイター] - 米フェイスブック(FB)が23日発表した第1・四半期決算は、市場予想を上回る72%の増収となった。第1・四半期決算はモバイル広告ビジネスが一段と拡大し、収入全体の伸びは過去数年で最高を記録した。
・ [22日 ロイター] - 米マクドナルド<MCD>が22日発表した第1・四半期決算は、米国の既存店売上高が減少したことから、減益となった。純利益は12億ドル(1株当たり1.21ドル)と、前年同期の12億7000万ドル(同1.26ドル)から減少。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめた1株当たり利益の市場予想である1.24ドルを下回った。
下はフェイスブックの日足チャートです。


記録的な収入ということですが、決算を発表してから今日まで、株価は約9%の下落です。

下はマクドナルドの日足チャートです。


減益という結果なのですが、株価は下げていません。最近の値動きから言えることは、マクドナルドは上昇基調であり、フェイスブックは値崩れが顕著です。

たった二つの銘柄を比較しただけで大袈裟な結論かもしれませんが、フェイスブックとマクドナルドの値動きに、今日の投資家たちの心理状態がよく表れています。フェイスブックは若い企業であり成長株です。減益という状況ですが、マクドナルドはダウ工業株30種平均を構成する銘柄であり、ブルーチップと呼ばれる優良株です。一般論ですが、成長株投資には大きなリスクが伴い、優良株の投資は比較的安全です。

成長株の多いナスダックとダウ指数を比較してみましょう。


ナスダック総合指数です。今年ここまでの成績はマイナス1.63%です。(売りパターンである「ヘッド・アンド・ショルダーズ」が形成されている、という警戒論も出ています。)

下はダウ工業株30種平均の日足チャートです。


ナスダックは最近崩れが目立ちますが、こちらは高値圏で横ばいが続いています。今年ここまでの成績は+0.13%です。ということで、今日の投資家たちが求めているのは安全な優良株であり、言い換えれば今日の投資家にとって大事なのは責めではなく守りです。


(参照した記事:好決算のフェイスブック、次の成長に「焦りは禁物」

米マクドナルドの第1四半期は減益、米既存店売上高の減少響く)

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