マーケット関係者たちのコメント

・ 今週のマーケットには6つの悪材料があった。①日本の消費者信頼感が2011年8月以来最低のレベルに落ち込んだ。②米住宅着工件数は予想を2万4000件下回った。③米NAHB住宅市場指数は予想以下の47だった。④エンパイア・ステイト景況指数は3ヶ月連続の下げとなった。⑤ガソリン価格は26日連続の上昇となった。⑥中国のGDPは予想以下の7.4%だった。 -- バリー・リットホルツ(The Big Picture)

・ 米国の大手銀行の決算が発表された。利益はガッカリな内容だったが、アナリストたちは「融資額の大きな上昇は経済にプラスだ」、と述べている。しかし問題がある。大手銀行が融資したのは企業に対してであり、個人向けの融資は相変わらず減り続け、現にこの一年間で120億ドルも減っている。 -- スティーブン・ガンデル(CNN)

・ 米国株式市場は記録された高値から離れた位置にあるが、全体的なアップトレンドに崩れはない。このあたりで、しばらく横ばいになったとしても不思議ではない。しかし、予想を大きく外す決算が次々と発表されるような事態となれば、投資家たちの姿勢は更に慎重になるだろう。-- アンドレ・バクホス(Janlyn Capital LLC)


・ 複雑なよく分からない投資には警戒するべきだ。なぜなら、ほとんどの場合、複雑な投資から恩恵を受けるのはそれを考案した人たちであり、実際にそれに投資する人たちには何の利益も無い。-- デイビッド・マーケル(証券アナリスト)

・ 最近90日間のマーケットを振り返ってみると、最も好調なのは電力やガスなどの公益株だ。そして次に好調なのはヘルスケア、素材、エネルギーと続き、これとは反対に一般消費財は売られている。言い換えると、現在のマーケットで買われているのは、上げ相場の最終段階で買いを集める傾向があるものばかりだ。-- J.C.パレッツ(Eagle Bay Capital, LLC)

・ 個人投資家、そして多くの機関投資家に共通して言えることは、彼らの投資判断はマーケットの動きに大きく影響されている。上げ相場では持ち株数を増やし、下げ相場では持ち株を減らす。言い換えると、投資家たちがしている事は「安く買って高く売る」ではなく、「高く買って安く売る」だ。私たち投資家は、連銀の金融政策や海外で起きる事件をコントロールすることはできない。しかし私たちは、そのようなニュースが発表される度にオロオロし、投資ポートフォリオを調整してしまう。憶えておいてほしい事は、私たちは重要なニュースに影響されるのではなく、ストリー性の強いニュースに大きく影響される傾向があるということだ。 -- エリック・マクウィニー(Wall St. Cheat Sheet)

・ その日その日の動きに惑わされるのではなく、長期的な投資ゴールに焦点を合わせることが大切だ、といった事をよく聞く。私もその意見には賛成だが、多くの人たちは「長期的」という意味を正しく解釈していないように思える。好例は、投資家たちが頻繁に語る、この言葉だ。「長期的に見た場合、株の成績は国債の成績より良い。」問題は、投資家たちは、この言葉をこう解釈している。「株の成績は国債の成績よりいつも良い。」 長期的は「いつも/常に」ではない。思い出せば直ぐに分かることだが、2008年の金融危機で株は暴落したが、その反対に国債は大きく買われた。 -- ジェームズ・オズボーン(Bason Asset Management)

・ 米国の消費者たちは上昇する食品価格を実感し始めている。原因はカリフォルニアの干ばつだ。「アボカドは28%、レタスは34%の上昇となるだろう」、とアリゾナ州立大学のティモシー・リチャーズ氏は語っている。 -- CNBC



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