ギャラップ社の意見調査結果: 最高の長期投資は不動産

毎週木曜、AAIIから個人投資家たちのセンチメントが発表されます。下が今回の結果です。

・ 株に強気: 27.2% (前回から1.3パーセンテージ・ポイント減)

・ 中立: 38.5% (前回から1.1パーセンテージ・ポイント増)

・ 弱気: 34.3% (前回から0.1パーセンテージ・ポイント増)


歴史的平均値(AAIIは1987年の7月からセンチメント調査を始めた。)

・ 強気: 39.0%

・ 中立: 30.5%

・ 弱気: 30.5%

AAIIのチャールズ・ロットブラット氏は、こう書いています。

ロットブラット氏
「6ヶ月後、株式市場は高くなっていると思う」、と答えた強気論者数が、ここ1年間見たことのない低いレベルに下がった。中立意見は15週間連続で歴史的平均値を上回り、このようなことが最後に起きたのは1999年だ。「6ヶ月後、株式市場は下がっていると思う」、と答えた弱気論者数は10週間ぶりの高レベルに達した。
さて、特にナスダック市場の最近の不調で、アマゾン、フェイスブック、ネットフリックスなどの人気株が大きく売られています。AAIIの今週の質問は、「最近大きく崩れた人気株をどう思うか」、というものです。
回答者の約60%は、「それらの株は割高だったから売られるのは当然」と答え、更に5%の回答者は「人気株だけでなく、売りはマーケット全体に広がって行くだろう」、という見方をしている。
ギャラップ社から、こういう意見調査結果が発表されています。
質問: どの投資が最高の長期投資だと思いますか?

回答:
・ 不動産: 30% 
・ 金: 24% 
・ 株/ミューチュアルファンド: 24% 
・ 定期預金などの貯金: 14% 
・ 債券: 6%

ということで不動産がトップです。レベッカ・リフキン氏(ギャラップ社)は、こう述べています。
不動産に対する信頼感が高まっている最大の理由は、住宅市場の回復が続き、住宅価格が上昇しているためだと思う。金が高値を更新していた2011年を振り返ってみると、「金が最高の長期投資だ」、という回答が一番多かった。
個人投資家は、価格が上昇すると明らかに強気になる傾向があるようです。口では、「安く買って高く売れ」、などといった事を言いますが、実際は株価や住宅価格が上昇し始めないと買うことができません。

あらためて、ウォーレン・バフェット氏の偉大さを感じます。2008年10月、金融危機のまっただ中で、バフェット氏は「Buy American. I Am.(米株を買え。私は既に買っている。)」、というコラムを書いています。バフェット氏のような大投資家になるのは無理でも、逆境で投資できる勇気ある投資家になりたいものです。

(参照した記事:AAII Sentiment Survey: Optimism Falls To Lowest Level In A Year

Americans Sold on Real Estate as Best Long-Term Investment

Buy American. I Am.)

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