不安な株式市場、しかし商品市場はアップトレンドが始まった

ダウ工業株30種平均は今週1.35%の下げとなり、下が週足チャートです。


1、2の数字で分かるように、ひょっとすると二番天井かもしれないと思ってしまいますが、実際にそれが確認されるためには3の安値を割る必要があります。

マーケットとは反対に強さを見せた物の一つが農産物に関連した株です。下はファーム・プロダクツ指数の週足チャートです。


今週の上げ幅は1.43%、高値が更新されています。農産物関連で代表的な銘柄はアーチャー・ダニエルズ・ミッドランドです。
アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド (Archer Daniels Midland) は、アメリカ合衆国の穀物メジャー。特に食用油の原料となる大豆や綿花、トウモロコシなどに強みを持つ。(ウィキペディアから抜粋)
下がアーチャー・ダニエルズ・ミッドランドの週足チャートです。


1月の高値を突破し高値が更新されています。(今週の上げ幅は1.86%)

農産物は、私たちの生活に無くてはならない極めて重要なものです。一般的に言えることは、農産物に関連した銘柄は地味であり、ハイテク銘柄のように短期間で爆発的な上昇をすることはありません。しかし、今日のようにマーケットの調整段階では、生活必需品である農産物銘柄が注目される傾向があります。超簡単に言えば、相場が悪くなっても人々は食べることをやめることはない、という考え方です。注意点はマーケットの調整の深さです。小さな調整なら、生活必需品に関連した株は避難場所になりますが、本格的な下げ相場となると生活必需品関連も崩れてしまいます。

さて、農産物と言えば商品ですが、下はCRB指数(商品指数)の週足チャートです。


1、2、3と数字を入れましたが、指数は去年の12月、8月、そして1月の高値を既に突破し、基調はダウントレンドからアップトレンドに変わっています。

CRB指数は、これらの商品で構成されています。
・ エネルギー(17.6%): 原油、天然ガス、灯油
・ 穀物(17.6%): 小麦、トウモロコシ、大豆 
・ 工業用商品(11.8%): 銅、綿 
・ 肉(11.8%): 生牛、赤身豚肉 
・ ソフト商品(23.5%): コーヒー、ココア、砂糖、オレンジジュース 
・ 貴金属(17.6%): 金、銀、プラチナ 
株式市場は不安な状態ですが商品市場は勢いを取り戻しています。ということで、これからは商品に関連した銘柄を中心に追ってみたいと思っています。

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