米国中年層の悩みは老後の暮らし、退職を遅らせる人々
日本からカリフォルニアの大学へ勉強に来た人の話です。直ぐ大学の寮へ行くのはつまらないから、一先ず遊びに行こうという友人の誘いに乗って、ロサンゼルスに到着した日の夜にラスベガスへ向かいました。 若いとはいえ、時差ボケの頭でブラック・ジャックをやって勝てる訳がありません。こともあろうに、この人はたった数百ドルだけを残し、全ての資金を使い果たしてしまいました。寮費は既に払ってありましたから住む場所はありますが、ブラック・ジャックで大負けしたので生活費がありません。早速この人は両親へ無心の手紙を書いたそうです。しかし、どんな嘘をついて両親を説得したのでしょうね? さて真面目な話です。富裕層の恵まれた人たちは別ですが、私たちには金銭的な心配事があります。たとえば、子どもの大学費をどうやって貯めようか、老後のための資金は十分にあるだろうか、といったものです。下は各世代のアメリカ人が最も心配している金銭的事柄です。