株価レベルにおける出来高の分布状況を見てみましょう

トレーダーのコーチとして知られるスティンバーガー氏の金曜のブログに、こういうチャートが掲載されています。

TraderFeed
黒い背景でよく見えないかもしれませんが、注目してほしいのは左側の部分、何本もある青い線です。Volume by Price、またはVolume at Priceと呼ばれる出来高を示す指標ですが、先ず普通の出来高を見てみましょう。



グーグルの日足チャートです。出来高はそれぞれの日の取引量を表し、たとえば金曜(1)の取引量は320万株、そして2月28日(2)の取引量は230万株です。

次に、Volume by Priceを入れてみましょう。


Volume by Priceが示しているのは、株価レベルにおける出来高の分布状況です。目につくのは、突出している1と2です。これが表わしていることは、1225ドル付近から1193ドル付近での出来高、そして1155ドル付近から1122ドル付近の出来高が特に多いということです。

StockCharts.comはこう書いています。
Volume by Priceを見ることで、どこがサポート、レジスタンスになるかを判断することができる。特に出来高が多い部分はレジスタンスやサポートになる可能性が高く、言い換えると、出来高が目立って多い部分はトレーダーや投資家たちが最も興味を示した株価レベルだ。
もう一度グーグルのチャートを見てください。1と2は、レジスタンスとサポートを示しています。ですから、1225ドル付近から1193ドル付近はレジスタンス・ゾーン、そして1155ドル付近から1122ドル付近がサポート・ゾーンです。

もう一つチャートを見てみましょう。日経225インデックスファンドの日足です。


金曜の終値は16ドル60セントです。

先ず目に付くのはAの部分、最も突出したところです。17ドル50セント付近から17ドル25セント付近での出来高が一番多く、ここを突破するには大きな買い圧力が必要になります。

気になるのはBの部分です。16ドル50セント付近から16ドル25セント付近における出来高が示されている訳ですが、見てのとおり大した出来高ではありません。言い換えると、Bの部分は固いサポートになる可能性は低そうです。

(参照した記事:Creating the Right Trading Displays

Volume by Price

コメント