2014年3月19日水曜日

経済学の博士はブレイクダウン: 株は買いだ??

先週、銅について少し書きましたが、こういうツイートが今朝ありました。


銅は、30ヶ月に渡って下降三角形を形成していましたが、とうとう下辺を割りブレイクダウンです。ご存知のように、「銅は経済学の博士」と呼ばれ、経済を予想する指標の一つとして使われています。今回はブレイクダウンですから、このチャートが語っていることは経済の減速です。

今朝のブログで、マイケル・ロンバーディ氏はこう書いています。
下落する銅価格は、北米の投資家にどんな影響を与えるだろうか?先ず言えることは、銅関連企業の利益が下がり、その結果株価も下落する。単に銅関連株だけでなく、銅価格は相場全体とも密接な関係がある。2009年3月、銅と株式市場は底打ちとなり上昇が始まった。両者とも2011年まで上昇を続け、株式市場は現在も上昇中だが、2011年を境に銅は横ばい状態となった。しかし今日、銅はブレイクダウンだ。そう遠くない将来、マーケットも銅の後を追うことになるだろう。
もう一度上のチャートを見てみましょう。今日のブレイクダウンで、銅は2年半ぶりの安値になった訳ですが、ライアン・デトリック氏(Schaeffer's Investment Research)のブログには、こういうデータが掲載されています。

銅が2年ぶりの安値を記録した場合、マーケット(S&P500指数)がどう動いたかが示されています。
・1ヶ月後: マイナス0.41% 
・3ヶ月後: マイナス0.38% 
・6ヶ月後: +5.73% 
・1年後: +17.27%
デトリック氏はこう書いています。
短期的に見た場合、銅が2年ぶりの安値に転落することはマーケットに悪影響だ。しかし、1年後の数字を見てほしい。S&P500指数は平均で17.27%も上昇している。
1975年以来、S&P500指数の年間平均リターンは9.56%ですから、この17.23%は極めて良い数値です。今日の銅のブレイクダウンで、マーケットは向こう数ヶ月に渡って弱い展開になるかもしれません。しかし、1年後を考えると、この弱い展開は良い買いチャンスになる可能性もある訳です。


(参照した記事:What the Collapse in Copper Prices Means for Investors

Why Dr. Copper Failed School

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