モノ言う売り手の登場で株価は約半分に

急騰している銘柄例として、マーケット開始前に、こういうツイートをしました。



異常な買い人気ですから、そろそろ利食われるだろう、と誰もが思っていたことでしょう。何と言っても、1週間で70%も上げているのですから、いつ売られても不思議ではありません。

大きな売りは午後に突然やって来ました。



Plug Power Incの15分足チャートです。1が今朝の寄付き、2の長い陰線(午後1時)が狼狽売りのスタートです。今朝の始値は11ドル50セント、そして現在の価格は6ドル53セントですから、株価は40%を超える暴落です。

売られた原因は、アンドリュー・レフト氏(シトロン・リサーチ)のコメントです。
Plug Power Incの適正株価は50セントだ。この会社にはユニークな技術は無い、利益も無い。
アンドリュー・レフト氏は売り手として知られています。


赤の下線の部分ですが、activist short sellerという言葉で氏は紹介されています。activist investorなら「アクティビスト投資家」、または「モノ言う投資家」という意味ですから、氏の場合は「モノ言う売り手」、ということになります。シトロン・リサーチというのはオンラインの投資ニュースレターであり、レフト氏は編集長です。

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Plug Power Incというのは何をする会社だろうか?燃料電池で稼働するフォークリフトを販売するのが業務内容だ。燃料電池はBallard Power社から購入したものであり、正に単純な業務だ。2000年以来このビジネス・モデルに全く変化は無く、会社は約8億5000万ドルの損を出し、黒字になる見込みは全く無い。
代替エネルギー銘柄などと聞くと大きな将来性を感じてしまいますが、他社製の燃料電池を付けただけのフォークリフトの販売という業務内容には魅力を感じません。

簡単に言えば欲に負けてしまった訳ですが、多くの人たちは会社の内容を調べもせずにPlug Power Inc株を買ったことでしょう。私も、「チャートパターンが良い」、というだけの理由で株を買うことがありますから、企業内容を大して調べもせずに投資する人たちを責める資格はありません。

さてマーケットが終わりました。


特大陰線です。終値は6ドル3セント、昨日の終値を41.51%下回る暴落です。1、2、3の部分を見てください。ローソク足は、ボリンジャーバンドの外へ完全に飛び出ています。行き過ぎ、過熱の株価が示されている訳ですから、このような状態では買わない、もし持ち株があるなら売って利食う、ということが大切だと思います。


(参照した記事:PLUG Unplugged

Plug Power plummets 25% as analyst says fair share value is 50 cents

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