以前よく使われていたトレード方法

「そう言えば、最近このトレード方法を全く聞かなくなったね」、と知人トレーダーと話していたところです。私たちは毎朝同じ時間に起き、同じ時刻に電車に乗り、同じ時間に帰宅します。言い換えれば、誰かがあなたを1週間追跡すれば、今日の午後3時にあなたがどこにいるかを予測することができます。

最近聞かなくなったトレード方法というのは、時間帯におけるマーケットの習性を利用したものです。一例をあげると、お昼の時間帯はあまり動きがないから、無理にトレードしないほうがよい、というものがあります。

ニューヨークの株式市場は9時30分から4時までの計6時間半ですが、変化が起きやすい時間として、次の8つがトレーダーたちの間で通説となっていました。(時間はニューヨーク時間です)


① 9:50 - 10:10

② 10:25 - 10:35

③ 11:15 - 11:30

④ 12:00 - 12:15

⑤ 13:15 - 13:30

⑥ 14:15 - 14:30

⑦ 15:00

⑧ 15:30

さっそく知人と、金曜のS&P500指数を使って、上の時間帯での動きを見てみました。(5分足です)



数字がそれぞれの時間帯です。

1、寄付き直後の上昇が終わり下げに一転しています。

2、下げが終わり上昇に転じています。

3、陰線が出来ましたが、大した変化はありません。

4、上昇が終わり横ばいの始まりです。

5、やや長めの陽線が出現です。

6、大した動きはありません。

7、次のローソクが長めの陽線となりました。

8、横ばいが終わり、次のローソク足から上昇の開始です。

一日の動きを見ただけですから、当然これだけで結論できませんが、時間帯における習性は、今日のマーケットにも少しは残っている可能性があります。

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