買い手もイライラ、売り手もイライラ

水曜のマーケット終了まで、あと30分ほどです。下は米国の大型株指数、S&P500指数の日足チャートです。


見てのとおり、抵抗線を瞬時越えることはあるのですが、なかなか決定的なブレイクアウトに結びつかない状態です。ダマシのブレイクアウトが何度も起きた訳ですから、買った人たちはイライラしていることでしょう。もちろん、空売った人たちも、思ったような下げが展開されていない状態ですから、買い手と同様にイライラです。

上のチャートに、広く使われている指標を二つ入れてみましょう。



先ずMACDから見てみましょう。

MACDラインがシグナルラインをクロスして、買いシグナルが出たのは2月7日です(1)。そしてこの買い基調は、デッドクロス(MACDラインがシグナルラインを下抜ける)が起きるまで続きます。ということで、現在MACDが示しているのは買い基調です。

ストキャスティクスが売られすぎゾーンを脱出し、上向きになって買いシグナルが出たのも2月7日です(2)。(20以下は売られすぎ、80以上が買われすぎを表す。) 3で分かりますが、現在の位置は買われすぎですが、まだ80を割っていないので売りシグナルは出ていません。

ということで、売り手が有利になるためには、次の二つが起きる必要があります。
1、MACDのデッドクロス
2、ストキャスティクスの80割れ
もちろん、最初に動くのは株価です。ですから、MACDやストキャスティクスからのシグナルが出てから行動するのでは遅すぎる、という非難もあります。

もう一度、現在の様子を振り返ってみましょう。
1、S&P500指数は、抵抗線の突破に難航している。(黄信号)
2、MACDは買い基調、まだデッドクロスは起きていない。(青信号)
3、ストキャスティクスは買われすぎレベルだが、まだ売りシグナルは出ていない。(黄信号)
ということで、買い手も売り手もイライラしてしまうのは仕方がない状況です。

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