米国株式市場: 注目される高配当株

投資家たちのムードが変わりつつあるのでしょうか。アンドリュー・スラッシャー氏(投資アナリスト)のブログに、こんなチャートが掲載されています。

チャート:athrasher.com
SDYとSPYを比較した日足チャートです。(赤い線と数字は私が入れたものです。)

SDY: 高配当株に投資しているETF
SPY: S&P500指数(大型株指数)に連動するETF(ファンド・マネージャーの成績を判断する方法として、ファンドの成績とS&P500指数がよく比較されます。)

ということで、これは高配当株とS&P500指数の比較です。1のように上昇している場面では、高配当株の成績がS&P500指数を上回り、2のように下降する局面ではS&P500指数の成績が配当株を上回っています。

現在の位置は3です。見てのとおり2012年の安値をテスト中ですが、4で示したRSI(相対力指数)を見てください。2の矢印が示すダウントレンドとは正反対に、RSIは上昇が始まり、ダイバージェンスという現象が起きています。

ダイバージェンスは警戒シグナルですから、ここが底になって、SDYとSPYを比較したチャートはアップトレンドに転じる可能性があります。もちろん、ダイバージェンスには一休み、という意味もありますから、このへんでしばらく横ばいして、それから下降の再開になることも考えられます。



慎重に行くのであれば、高配当株のETF(SDY)を買うのは下降するトレンドライン(A)を突破してからです。しかし、RSIに見られるダイバージェンスを考えると、資金を高配当株に移し始めた投資家たちがいることも確かです。ということで、高配当株にも注目してみたいと思います。


(参照した記事: Are Dividend Stocks Preparing to Take The Reigns?

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