金のダウントレンドはまだ終わっていない!?

先週、金は200日移動平均線を越え、いよいよアップトレンドが始まった、という見方が広まっています。楽しみにしていたのは、金の専門家であるラリー・エーデルソン氏の今朝のコラムです。
ほぼ全ての人たちは、金は底を打ったと思っている。そして、ほぼ全ての人たちは、私の見解は間違っている、と思っている。しかし、私の持つデータが示していることは、金が底打ちしたという証拠は一つも無い。


200日移動平均線を突破した金(スポット市場)

上の日足チャートを見る限り、金は12月末に底を打って上昇基調が始まった、と判断できそうなのですが、次に週足チャートを見てみましょう。


1、2の数字で分かるように、金は二番底を形成している可能性があります。そしてもう一つ注目したいのは8月の高値(A)、1434ドルです。なぜなら、この高値を突破することで二番底が確認され、更に金の上昇トレンド入りも確認されるからです。

周期を重要視するエーデルソン氏は、1月に金は底を打つと予想していましたが、見てのとおり1月に金は安値を更新することなく、反対に上昇となっています。この事について、氏はこう語っています。
今回起きたことは周期の逆転であり、最終的な重要な安値は1月から5月に延期されただけだ。
エリオットの波動は私にはよく分かりませんが、下がエーデルソン氏の予想です。

エーデルソン氏のブログから
金のラリーはそろそろ終了し、下げ波動が始まることだろう。下げのターゲットは1062ドル50セント、場合によっては967ドルあたりまで下げることになるだろう。
もちろん、エーデルソン氏の予想が100%正しいと断言することはできません。その事はご本人も承知で、もしこのまま金の上昇が続き、週足の終値で金価格が1320ドルを越え、更に1449ドルも突破するようなら、氏の予想は完全に間違いであるとのことです。

はたしてエーデルソン氏の予想は当たるだろうか、それとも外れるだろうか、ということは重要なことではありません。エーデルソン氏のように周期を使ったトレーダーは多いですから、特に最近好調な金だけに、そろそろ利食いの売りや空売りによる一時的な下げに注意したいと思います。


(参照した記事:Don’t Be Fooled by Gold’s Glitter

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