2014年1月8日水曜日

2014年、世界的な株高に期待する投資家たち

ビットコインはバブル、ツイッター株はバブル。しかし、株式市場はバブルではない。 -- ポール・ラモニカ氏(CNNマネー)
高値更新、史上最高値を達成などといったことが連日のように報道されると、投資家たちはいっそう強気になるが、同時にバブルを心配する人たちも増える。考えてみれば、上昇相場が始まったのは2009年3月だから、そろそろ調整がやって来そうだと思ってしまうのは仕方が無い。

マーケットはバブルではない、と言うラモニカ氏は、今年の株式市場が更に上昇する理由として、こんなことを挙げている。

・ ついに始まる量的緩和の縮小。これが意味することは、米国の経済は明らかに回復が進んでいるということだ。今までは、「いつ縮小が始まるのだろうか?」、ということが気になって株を買えなかったが、縮小が実際に発表されたことで心配材料が一つ減った。
・ 2013年5月、1.6%だった米国債(10年債)の利回りはほぼ3%まで上昇したが、連銀がゆっくりとしたペースで慎重に量的緩和の縮小を行う限り、ここから更に利回りが大幅上昇することはないだろう。アナリストたちは、今年の米国株式市場は10%から15%上昇することを予想し、10年債の利回り予想が3.25%~3.75%であることを考えると、株へ流入する資金がいっそう増えることだろう。
・ 私たち投資家は、これはマスコミも含めて言えることだが、大きく上昇したものは必ず大きく下がると思っている。現在のマーケットは1999年のようなバブルではなく、2014年に予想される利益で計算すると、S&P500の株価収益率は15倍という妥当なレベルだ。
・ 2014年、米国経済が失速し不景気に陥る可能性は低い。世界経済についても同様なことが言える。強い数字ではないが、2014年の米国GDPは3%台の成長が予想され、数年前の状況から明らかに改善している。中国経済が心配されているが、AXAグループのエリック・チェイニー氏が言うように、ハードランディングとなることは無いだろう。
ラモニカ氏は、次期FRB議長のイエレン氏はハト派的な金融政策を実施することが予想されるため、これも株に好材料になることを指摘している。

日本株も注目され、特に話題になっているのはNISA(少額投資非課税制度)だ。

凍っていた日本の家庭資産が、いよいよ溶けそうだ。安倍首相が進める経済改革の一環として、盛大なファンファーレとともにNISAがスタートした。マーケット関係者たちは、慢性的な貯蓄を続けてきた国民の資金が、株式市場へ大きく流入して来ることを期待している。
NISAには計り知れない可能性がある。日本が持つ家庭資産の総額は、ドルに換算すると16兆ドルの膨大な額に及び、その中のたった8%が株投資に割り当てられている。(米国は30%) 2013年、東京株式市場は57%の大幅上昇を達成した。とうぜん今年も続伸が見込まれ、個人消費の伸びも期待されている。徹底した宣伝も功を奏し、NISA口座の人気は抜群だ。(Money Beat)



(参照した記事:Talk of a market bubble is the real bubble

5 reasons why stocks will go up in 2014

Japan Launches Tax-Free Investment Accounts

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