区切りの良い株価とブレイクアウト

私たちは区切りの良い数字が好きです。株も同様です。「50ドルちょうどで売りたい」、「30ドルで買いたい」、と人々は区切りの良い数字を好みます。traderstewieさんは、金曜のブログで、こんなことを書いています。

私のチャットルームに参加している人は既にお分かりと思いますが、私は区切りの良い数字に迫っている株をトレードするのが好きです。ですから、人気株が5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルといった区切りの良い数字に接近している時は注目です。

traderstewieさんの説明によると、人気株がブレイクアウトする場合、特に区切りの良い数字を突破する時は、かなり大きな勢いを伴ったブレイクアウトになる傾向があります。挙げられている実例を見てみましょう。

ChinaCache International Holdings Ltd. (日足)



見てのとおり、10ドルが壁になっていました。10ドル突破で買いが殺到し、大きな陽線が形成されました。出来高も膨大です。

traderstewieさんが、この株が特に気に入った理由は、「カップ・アンド・ハンドル・パターン」が形成されていたためです。



コーヒーカップを想像してください。ハンドルは取っ手の部分、カップはコーヒーが入る部分です。
カップ・アンド・ハンドル・パターンが形成されている、と気がついた時、ChinaCache International Holdings Ltdは9ドル60セントで取引されていました。強気なパターンが形成されているだけに、10ドルを簡単に突破するだろう、と思いました。早速、9ドル62セントで3000株買いました。
結果的には、このトレードでtraderstewieさんは、たったの15分間で2000ドルの利益を得ることが出来たそうです。

教科書どおりにトレードをするなら、買いは10ドルのレジスタンスレベルの突破を確認してからになります。しかし、traderstewieさんはそうするのでなく、10ドルのブレイクを期待して9ドル62セントで買っています。ご本人が説明しているように、10ドル突破を待たなかった理由は、トレーダーたちに人気のある買いパターン、カップ・アンド・ハンドルが形成されていたためです。

ブレイクアウトを期待したトレードは間違っている、と言う人たちもいますが、私は上放れを期待しての買いは間違っているとは思いません。このChinaCache International Holdings Ltdの場合、10ドルが壁になっているのは一目瞭然ですから、10ドル突破での買いを計画していた人はかなりいたことでしょう。言い換えると、10ドルを突破した瞬間には買いが殺到するので、思っているような良い値段で買うことが不可能になります。最悪の場合は、深追いして高値つかみになることもありますから、ブレイクアウトのトレードには注意が必要です。


(参照した記事:Momentum Trading ROUND NUMBERS

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