米国株式市場は4連敗

金曜のマーケットが終了です。ダウ工業株30種平均はマイナス1.96%、ナスダック総合指数はマイナス2.15%、そしてS&P500指数はマイナス2.09%の冴えない展開となりました。CNBCは、こんな意見調査をしています。
質問: これが待ちに待った調整だと思いますか?
CNBC
回答: 
イエス: 38% 
ノー: 33% 
よく分からない: 29% 
総回答数: 18892
ということで、一つだけ目立って多い回答はありません。

株が売られた理由は、こう報道されています。
新興国を中心とした世界景気の先行き不透明感が強まり、運用リスクを回避する動きが加速。収益が景気変動の影響を受けやすい機械など「景気敏感株」に売りが広がった。中国など新興国の景気が減速しているとの懸念が広がっている。外国為替市場ではトルコリラなど新興国の通貨が急落し、日本や欧州の株式相場も軒並み下げた。新興国での事業展開に注力する米企業が多いだけに、米市場でも投資家心理が冷え込んだ。(日本経済新聞)
ダウ工業株30種平均の日足チャートを見てみましょう。



極めて長い陰線が二日連続で形成され、50日移動平均線を決定的に割りました。こんな急激な下げ方ですから、12月の安値テストがありそうだ、と思っている人たちが多いことでしょう。

一般的に使われている二つの指標、MACDとストキャスティクスを入れてみましょう。



1で分かるように、MACDはクロスして、既に売りシグナルが出ています。点線はゼロラインです。見てのとおり、2の時のようにゼロラインはサポートになることがあり、あるいは3の時のようにブレイクダウンとなる場合があります。ということで来週の注目は、ゼロラインがサポートになりMACDは反発するか、それともゼロラインを割って更なる売りシグナルが出るかです。

ストキャスティクスは売られすぎレベル(4)に入り始めています。売られすぎは買いシグナルではありません。5の部分で分かるように、買い出動するには、ストキャスティクスが売られすぎレベルの上に復帰する必要があります。

これは単なる一時的な下げなのか、それともダウントレンドの始まりなのか、来週のマーケット展開に注目です。


(参照した記事:米国株、続落 ダウ318ドル安で1カ月ぶり安値、景気不透明感で

Poll: Is this the correction?)

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