2014年は下げ相場??


バロンズの記事は必読(Must read)だ、とツイートされていたので、さっそくアクセスしてみた。マーケットのテクニカル分析で有名なネッド・デイビス・リサーチ社の3人がインタビューされ、下が要点になる。

・現在、約78%の業種が上昇基調にあり、株式市場全体の上昇基調が弱まった、という状態になるためには、この数値が60%に下がる必要がある。
・1956年以来のマーケットを見た場合、7回のベアマーケットでは短期国債の利回りが長期国債の利回りを上回るという逆イールド現象が起き、株式市場は平均で34%の下落となった。
・現時点では逆イールド現象が起きる可能性は無いから、マーケットの調整幅は20%ほどになるだろう。
・2014年は中間選挙の年だ。1934年以来、中間選挙の年のマーケットは弱く、平均で21%ほどの下げが起きる。しかし調整後、マーケットは向こう2年間にわたって平均で60%の上昇があり、調整は良い買いチャンスだ。
ということで、極めて簡単に結論すると、2014年は下げ相場の年になり、株を積極的に買うのは中間選挙(2014年11月4日)が終わってからだ。もし2014年は守備に徹する年になるなら、どんなものを中心に買ったら良いのだろうか?

下げ相場ではベータ値の低い株が買われる。例をあげれば、電気、ガスのような公益性の高い株、そしてヘルスケアやエネルギー株だ。(ベータ値:市場の変動に対する株価の感応度)

いくつかチャートを見てみよう。



Utilities Select Sector SPDR (XLU)という公益株専門のETF(週足)だ。弱い陰線が形成され、三角形の下辺を割ってしまいそうな雰囲気だが、一転して上辺を突破する可能性もある。

ヘルスケアのETF、Health Care Select Sector SPDR (XLV、週足)を見てみよう。


強いアップトレンドだ。現在、株価はトレンドラインに接近し、はたしてそこがサポートになるかに注目したい。

下はエネルギー株のETF、Energy Select Sector SPDR (XLE)の週足チャートだ。



これもヘルスケアのETFと同様に、上昇するトレンドラインに接近中だから、そこがサポートになるかに注目したい。もう一つの注意はレジスタンスレベルだ。



見てのとおり、2008年の高値がレジスタンスになる可能性があるから、利食いの売りに注意したい。

もちろん、厳しいベアマーケットの展開となれば、公益株、ヘルスケア、それにエネルギー株も売られてしまうから、言うまでもなくそんな場合の避難場所は現金だ。


(参照した記事:Time to Brace for a 20% Correction

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