2013年12月2日月曜日

始まったクリスマスのショッピング・シーズン: 割引以上のものが欲しい消費者たち

クリスマスのショッピング・シーズンが始まった。多くの小売店はブラック・フライデーを待たずに、前日の感謝祭からセールを開始したが、わざわざそんなことをする意味はあったのだろうか?モルガン・スタンレーのアナリストは、こう述べている。
感謝祭に営業した店は、たしかに混雑した。しかし、翌日のブラック・フライデーの来客数は減ってしまったから、週末全体の売上は大した向上が無いと思われる。
更に、全米小売連盟の発表によると、4日間に及ぶ感謝祭の週末の売上高は去年の額を約4%下回った。なんだ、そんなことなら祭日の感謝祭にわざわざ開店する必要は無かったと結論してしまうが、話はそんな単純なものではないらしい。

小売店が感謝祭に営業した理由は「競争」だ。マスターカードが行った調査によると、消費者が買い物に遣う金の70%は、最初に訪れる2店で遣われる。だから、他店が感謝祭に営業するなら、あなたは閉店するわけにはいかない。
大きく割引かれた商品を目当てに人々は買い物に出かけるわけだが、アナリストたちは、こんなことを指摘している。
消費者が大幅割引を求めていることは事実だ。しかし、消費者たちは普通のセールに飽きてしまったようだから、小売店は新鮮な驚きのあるセールを実施することが必要だ。
今日月曜はサイバー・マンデー、オンラインでバーゲンセールが展開されている。



上は、ターゲット(大手小売店)のホームページから取ったものだが、60%、50%という数字が示すように、大幅な割引が実施されている。言い換えると、ブラック・フライデーにしたことを単にオンラインでやっているだけで、アナリストが言うように新鮮味が無い。

下は、大手デパート、メーシーズのホームページから取ったものだ。


これもターゲットと同様に割引だけが強調され、目新しさが全く無い。

よく聞くジョークに、「去年のクリスマス・ショッピングの支払いが終わっていないのに、もう今年のクリスマス・ショッピング・シーズンの開幕だ」、というものがある。要するに、クリスマスの買い物にはクレジットカードが使われており、ご存知のようにクレジットカードの金利は高い。ということで、目新しいアイデアではないが、金利0%セールというのはどうだろうか?メーシーズやターゲットのような大手小売店には、メーシーズ専用、ターゲット専用の独自のカードがあるわけだから、金利0%セールを実施するのは可能だと思う。利子がゼロになるなら、少しは売上が上がるかもしれない。


(参照した記事:MORGAN STANLEY: Retailers That Opened Early On Thanksgiving Had Crappy Black Friday Sales

Wow – The Holiday Shopping Season Is Off To A Horrible Start

Was Thanksgiving Day a Success for Wal-Mart, Target, and Macy’s?

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