ウランのETFは二番底??
URREという株の出来高が通常の5倍に達していることがツイートされていた。Uranium Resources, Inc.というウランの会社だが、下が日足チャートだ。
見てのとおり出来高が大きく突出している。ローソク足も長い陽線が形成され、今日の上げで3本の移動平均線(20日、50日、200日)を一気に突破だ。ニュースを調べてみたが、「ウラン関連が午後に入ってから買いを集めている」、といった報道がある程度で、これといった具体的なニュースは無かった。
URREに関する、こんなデータがヤフー・ファイナンスにある。
赤で囲った部分になるが、Floatは浮動株数を示し1329万株と少ない。17.10%という数字は、浮動株の17.10%が空売られていることを示し、踏み上げが起きやすい状態だ。上の日足チャートで分かるように、株価は安値圏で横ばいが続き、思ったような下げが展開されていない状態だから、しびれを切らした売り手が、株の買い戻しを開始したようだ。
上記したようにURREはウランの会社だが、福島で原発事故が起きて以来ウランのETFは投資家たちから嫌われている。下が月足チャートだ。
Global X Uranium (URA) |
原発がはたして再稼働できるかどうかは分からないが、ウランのETFの日足チャートには、二番底の可能性が見える。
Aの部分で分かるように、株価は既に下降するトレンドラインを突破し、数字で示したように1-2-3ボトムが形成される可能性がある。一般的には2の高値突破が買いシグナルになるが、こういう買い方もある。
Bの短期トレンドライン突破が買いシグナルになり、2の高値が第一の目標株価になる。もちろん、2の高値を突破するようなら、そこで買い足してもよい。
コメント