トレーダーが好きな200日移動平均線

マーケット終了後、トレーダーのKさんから電話がかかってきた。「今日は何を買ったの?」と聞いたら、「RSOLだ」と自信たっぷりに言うので、さっそく日足チャートを見てみた。


Real Goods Solar, Inc. (RSOL)というソーラー・エネルギーの株だ。(3本の移動平均線は上から20日、50日、そして一番下が200日移動平均線。)見てのとおり、上昇する200日移動平均線がサポートになった可能性がある。現に、今日のローソク足は陽線だから、ここから2、3日間におよぶラリーが展開される可能性もある。

Kさんが強調したのはこれだ。
この2週間で、株価は約40%の大幅下落となった。これだけの下げだから、現時点でこの株を利食える人はほとんどいない。
なるほど、確かにそのとおりだ。こういうひどい下げ方だから、最近買った人たちは皆損をしている。正に、利食える人たちがいない状態であり、この株を持っている人たちは、株価が買った値段に戻ることを願っている訳だ。

現時点で儲かっているのは空売った人たちだが、利益を確保するためには、売った株を買い戻さなければならない。データによると、浮動株の23.4%という大量な株が空売られている状態だから、買い戻しによる強力なラリーが展開される可能性もある。

「上昇する200日移動平均線がサポートになった可能性がある」、と上記したが、200日移動平均線はトレーダーや投資家に人気の移動平均線だ。例を2,3見てみよう。



先ずグーグル。200日移動平均線付近が買いチャンスとなっている。



アマゾン・ドット・コム



シティグループ

200日移動平均線を有名にしたのはジョセフ・グランビル氏だが、もう一度アマゾン・ドット・コムのチャートを見てほしい。1回目は問題なかったが、2度目のテストでは、ローソク足が200日移動平均線を割っている。移動平均線割れ=売りシグナル、と解釈する人が多いが、グランビル氏は、「株価が上昇する200日移動平均線を割った場合は売りではなく買いチャンスになる」と述べ、移動平均線の傾きに注目することを勧めている。もちろん、移動平均線を割った日に直ぐ買うのは無謀だから、株価の反発を確かめることが大切だ。

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