ユーロ/ドル: 絶妙なタイミングで発表されたニュース

ユーロが話題になっています。

NY速報 ユーロ売り ECB関係筋がマイナス金利の可能性も示唆
2013/11/21 (木) 00:23 
先ほどからユーロ売りが強まっている。ECB関係筋から、「追加緩和が必要ならマイナス0.1%の中銀預金金利を検討」と伝わったことが材料視されている。(Klug)

マイナス金利?これについては、5月17日の田中 理氏(第一生命経済研究所 主席エコノミスト)の記事が参考になります。

ここで言うマイナスの預金金利とは、個人が民間の銀行にお金を預けて受け取る金利の話ではない。民間の銀行が法定の準備預金を超えて中央銀行に預ける超過準備に付与される金利がマイナスに引き下げられることを指す。

民間銀行は通常、安全で自由に出し入れが可能な中央銀行の準備預金に余剰資金を置いている。預金金利がマイナスになると、民間銀行は利息を受け取ることができなくなるばかりか、罰則金利を取られてしまうことになる。普通に考えれば“預け損”なわけで、民間銀行が超過準備の一部を貸出などに振り向ける努力をする結果、経済活動を刺激する効果が期待される。
下は、1週間ほど前にツイートしたユーロ/ドルの日足チャートです。

ベアフラッグが形成されていたので、これはそろそろブレイクダウンだと思いました。しかし、直ぐにブレイクダウンとはならず、下が現在の様子です。



1で分かるように、「マイナス金利の可能性」というニュースが売り材料となり、長い陰線が形成されています。この陰線ですが、興味深い所に形成されています。



1の赤い点線は50%の値戻しレベルです(10月25日の高値から11月7日の安値で測定)。2の青い線は50日移動平均線です。見てのとおり、値戻しレベルと移動平均線は重なり、ダブルのレジスタンスとなっていました。更に、ストキャスティクス(3)も買われすぎレベルに入り、そろそろ売られる可能性があることが示されていました。ということで今日のニュースは、とても良いタイミングで発表された、と言うことができます。


(参照した記事: NY速報 ユーロ売り ECB関係筋がマイナス金利の可能性も示唆

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