2013年11月19日火曜日

全米で最もケチな企業はスターバックス?

ケチな会社、給料の安い会社のトップ10リストの筆頭にスターバックスが記されていた。
・ 米国内の総従業員数: 12万人 
・ 最高経営責任者の年収: 2890万ドル 
・ 従業員の平均時給: 9ドル (この時給でフルタイム働くと、年収は約1万8720ドルになる。)
去年の2月になるが、ヘンリー・ブロジェット氏(ビジネス・インサイダー)は、こんなことを語っている。

米国から製造業の仕事が次々と消え、職を失った人々はウォールマート、マクドナルド、そしてスターバックスのような時給の低い職場で働く結果となった。これらの職の時給が低いのは、特別な技術や能力が必要無いためと説明されているが、それは正しいとは思えない。事実は、それらの職が低賃金なのは、会社が低い時給を支払うことを意図的に決定したからだ。

今日、企業の利益幅は史上最高のレベルに達しているが、賃金が米国経済を占める割合は史上最低の水準だ。企業は、出来る限り低い賃金を払うことを決定し、多くの従業員は貧困ライン以下の時給で働いている。
ウォルマート、マクドナルド、スターバックスの経営者に、こう質問したい。「貧しい生活をしている従業員たちに、意図的に低い給料を払っていることを、どう思っていますか?」
ブロジェット氏によれば、約300万人の人々がウォルマート、マクドナルド、スターバックスで働き、彼らは毎年350億ドルにおよぶ利益を会社にもたらしている。
この利益の半分、言い換えると従業員一人当たり毎年5000ドルを余分に払ったとしても、会社は引き続き大きな利益を上げることができる。年収が増えれば従業員の会社に対する満足度も上がり、結果的には生産性が高まって会社の利益も長期的に増大することだろう。
たしかに、そのとおりだと思う。時給が適切なレベルに引き上げられれば、大袈裟な表現になるけれども、従業員の会社に対する献身度も上がることだろう。職場に満足している従業員が増えれば店内の雰囲気も良くなり、来店する人々も良いサービスを得ることができるようになると思う。

ここでスターバックスの月足チャートを見てみよう。


(黒い線はスターバックスの株価、赤はコーヒー豆価格。)

2009年、8ドル台だった株価は、現在80ドル13セントで取引されている。見てのとおり、2011年からコーヒー豆価格の下落が始まり、これも株価に好影響となった筈だ。次に日足チャートを見てみよう。


二本の矢印で分かるように、株価とは反対にMACDのヒストグラムは下げが既に始まり、ダイバージェンスの警報シグナルが出ている。もちろん、それだけでは売りシグナルにならないから、78ドル付近に走るサポートラインに引き続き注目したい。


(参照した記事: 10 cheapskate companies that stiff workers on pay

DEAR WALMART, MCDONALD'S AND STARBUCKS: How Do You Feel About Paying Your Employees So Little That Most Of Them Are Poor?

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