著名ベアは語る: 米国株式市場には爆発的な上昇がまだ残っている

リチャード・ラッセル氏は弱気論者として有名だが、今年の3月、氏は株の買いを勧めていた。
2009年に底を打って以来、マーケットは大した調整をすることなく上昇が続いている。こんな状況での買いはリスクが大きいことは承知だが、私はニュースレターの購読者たちに、ここでDIA(ダウ工業株30種平均に連動するETF)の買いを提案した。
下はDIAの日足チャートだ。



3月初日から今日まで、ほぼ13%の上昇だ。もちろん、途中で上げ下げを繰り返しているから、既に売ってしまった人たちもいることだろう。

米国株式市場はバブル状態だ、と言われる今日この頃だが、ラッセル氏はどんな見方をしているのだろうか?
私の考え方に変わりはない。この上げ相場は、爆発的な上昇が終焉シグナルになる。アナリストたちは、「マーケットは買われ過ぎであり極めて危険な状態だ」と言うが、マーケットはここから更に大きく上昇することだろう。上げ幅は、最も強気な意見を上回る強力なものになるから、一番離れたコール・オプションを買っておくとよいだろう。
正に超強気なベアといったところだが、「上昇は長続きしない」、とラッセル氏は付け加えている。

木曜のブログで、バリー・リットホルツ氏はこう書いている。
ここ数週間、どこへ行っても「マーケットはバブルだ」、という話を聞かされる。「ツイッターのIPOはバブルの頂点だ」、と宣言する人たちもいる。しかし、ラス・コステリック氏(ブラックロック)によれば、米国株式市場にバブルは見られない。
コステリック氏の説明によると、現在の米株の株価純資産倍率は2.5倍、そして株価収益率は16.5倍だ。マーケットがピークとなった1987年の株価収益率は23倍、2000年は30倍、そして2007年は17.5倍だった。2000年の株価純資産倍率は5倍、そして2007年の株価純資産倍率は3倍だった。
シェイファーズ・インベストメント・リサーチのライアン・デトリック氏は、こんなことを指摘している。
ベアセンチメントが15.5%という1987年3月以来最低のレベルに落ち込んだ。弱気論者がほとんどいなくなってしまったのだから、ここが天井だと人々は言うが、こういう事実がある。
1987年3月を振り返ってみると、マーケットはそこが天井になったのではなく、そこから6カ月にわたる大きな上昇相場が始まった。もちろん、ご存知のようにその上げ相場は87年の暴落で終焉した。更に62年までさかのぼってみると、ベアセンチメントが15%を割ることは頻繁にあり、低い数値にもかかわらずマーケットは上昇を続けた。
もちろん、現在の低い数値を無視しろ、と言うつもりはない。しかし、低いベアセンチメントは皆が思っているほど悲観的なものではない。

(参照した記事:Richard Russell - Frightening Hyperinflation Coming To US

Not Quite Bubblicious Yet

Where Did All The Bears Go?

コメント