米国株式市場: 11月中頃が要注意??

米国株式市場は天井だろうか?ヘッジファンド・マネージャー、ダグラス・カス氏は、今朝こういうツイートをしている。


バブル?1990年以来、マーケットの株価収益率は毎年約2%の上昇だった。しかし2013年、マーケットの株価収益率は+18%だ。
こういうブログのタイトルもある。
Three Reasons Buffett’s Not Buying(ウォーレン・バフェット氏が株を買っていない3つの理由)
書いたのはジョシュア・ブラウン氏だが、下が3つの理由だ。
1、現時点では、どうしても買わなければならないという切実な材料は無い。
2、バフェット氏は割安株の投資で有名であり、現在のマーケットは割安ではない。
3、次の買いチャンスを待っている。どんなタイミングで訪れるかは分からないが、たとえば量的緩和の縮小実施が発端となって、株式市場が大きく調整する可能性がある。人々がパニックし、株を投げる時はバフェット氏にとって良い買いチャンスだ。

上のチャートはマーケット・ウォッチに掲載されていたものだが、上昇しているのは株のファンドへ流入している資金、そして下降している方は債券のファンドへ流入している資金が示されている。今年、米株のファンドへ流入した資金総額は2310億ドルに及び、米債券ファンドへ流入した資金総額はたったの160億ドルだ。バンク・オブ・アメリカ・メリル・リンチのアナリストは、こう語っている。
もし向こう2週間で、米株ファンドに更に80億ドルから90億ドルの資金が流入するなら、それは危険シグナルだ。このまま強気投資家が増え続けると、当社のブル&ベア指数は11月中頃に要注意信号を発することだろう。
マーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)も警戒論を発表している。
現在、株のニュースレターを執筆しているアドバイザーたちは、資金の93.8%を株に割り当てることを推奨している。アドバイザーたちは極めて強気であり、このような高いパーセンテージに達した時は、マーケットは1カ月あるいは3カ月の調整となる傾向がある。
下はCharts etc.に掲載されていたチャートだ。


上半分はS&P500指数。そして下半分は、52週間ぶりの高値を更新するニューヨーク証券取引所に上場されている銘柄数の50日移動平均だ。入れられている線で分かるように、マーケットは現在上昇しているが、高値を更新する銘柄数は減少している。言い換えると、現在のマーケットにはダイバージェンスが起きており、ここからの積極的な買いには注意だ。

もちろん、このままマーケットの上昇を願う人は多数いることだろう。しかし、割高を解消するために、この辺で調整することは、とても重要なことだと思う。


(参照した記事: Stock fund inflows are on the cusp of triggering a ‘sell’ signal: B. of. A.

Wall Street is way too bullish

Is the market rally running out of steam?

Three Reasons Buffett’s Not Buying

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