FOMCと米国株式市場: 過去3回は調整

米FOMC、月額850億ドルの資産購入継続を決定(ロイター) 
FOMC、量的緩和の維持決定 住宅市場を懸念(日本経済新聞) 
FOMC:850億ドルの債券購入を維持、景気回復の証拠を待つ(ブルームバーグ)
これらのヘッドラインを見て思い出したのは、二日前のビル・グロース氏(PIMCO)のツイートだ。


・ 量的緩和の縮小は無い。 
・ 声明には小さな変化がある。 
・ ハト派的な姿勢が継続する。 
・ 国債は10年以内のものが好ましい。
二番目の「声明の小さな変化」について、ロイターはこう報道している。
・ 経済成長に対する楽観的な見方をやや後退させた。現行の緩和規模維持で、鈍化しつつある景気を支え続ける方針だ。
・ 最近の金利上昇傾向に一定の変化が見られるとしつつも、住宅部門で回復の勢いが幾分失われたとの見方を示した。
景気の回復が鈍化しているのでは、量的緩和の縮小はそう簡単に実施されることはないだろう。10月22日、ビル・グロースはこうツイートしている。


・ 量的緩和の縮小は遅れる。
・ 政策金利の引き上げは更に遅れ、引き上げは少なくとも2016年までないだろう。
2016年ということは、まだ丸々2年以上の月日が残っている。要するに、グロース氏は米国経済はそう簡単に回復しない、と見ているわけだ。

もう一つ注目したいのはこのツイートだ。


3つの四角で囲まれている部分は、過去3回のFOMC後、S&P500指数がどう動いたかが示されている。見てのとおり3回とも下げだ。S&P500指数は10月9日から上昇が始まり、既に6%を超えるラリーが展開されている。買われ過ぎな状態だから調整に要注意だ。


(参照した記事: 米FOMC、月額850億ドルの資産購入継続を決定

FOMC、量的緩和の維持決定 住宅市場を懸念

FOMC:850億ドルの債券購入を維持、景気回復の証拠を待つ

コメント

櫻渡也 さんの投稿…
ブログ主様
本事象は米国株故「なんとなく」気になる程度でしたが
今朝、貴記述を拝読し、「なんとなく」が「なるほど」に変化

本日これを示現するかの下落が後場にあり
「なるほど」が「取引帳に記述」と昇格

今更ながら貴記述の確かさに感服しております。


T Kamada さんの投稿…
>櫻渡也 さん

コメントありがとうございます。

個人的には、ここで少し修正が来て、年末年始の強いマーケットを期待しています。