アップル株、下限バンドが滑り台

そもそも、なぜオバマ大統領はサマーズ氏を次期FRB議長に推していたかが分からない。国家が予算危機に直面している現状で、議会がサマーズ氏を承認することなど有りえないのだ。 -- グレッグ・バリエール氏(Potomac Research Group)
サマーズ氏のFRB議長候補辞退で、ジャネット・イエレンFRB副議長が議長に昇格するだろう、という見方が再び主流になった。
サマーズ氏のFRB議長候補辞退を受け、リスク志向が高まるとともに低金利が長引くとの観測が高まった。イエレン氏が議長に昇格すれば、物腰の柔らかいバーナンキ現議長の路線が踏襲されるが、サマーズ氏が就任すれば、全く異なるスタイルをFRBにもたらすと予想されていた。(ロイター)
マーケットは強いスタートとなったが、早速崩れているのがナスダック市場だ。


見てのとおり、ダウ指数、S&P500指数は強い寄付きの後、高値圏で横ばいとなっている。しかし、ナスダックは強かったのは寄付きだけで直ぐに売られている。ナスダック市場の足を引っ張っているのはアップルだ。マーケット終了まであと3時間を残し、現在アップル株は2%を超える下落となっている。日足チャートを見てみよう。


先週金曜のマーケット終了時点では、アップルは50日移動平均線(A)に辛うじて支えられていた。しかし今朝の下げで、株価は200日移動平均線(B)を割ってしまった。
iPhone 5Cの予約注文が開始されると予想されていたのだが、アップルからは何の発表も無い。ひょっとするとiPhone 5Cの売上は、かなり悪いものになるのではないか、と投資家たちが心配している。(The Motley Fool)

アップルの日足チャートにボリンジャーバンドを入れてみた。6月の時のように、下限バンドが滑り台になり株価が下落している。更に、上限バンドは上向き、そして下限バンドは下向きになりバンド幅が拡大し値動きに弾みがついている。どの辺りで下げ止まるだろうか。



6月の安値から8月の高値を使って値戻しレベルを入れてみた。現在株価が接触しているのは、サポートになる可能性がある50%の値戻しレベルだ。しかし、こんな陰線が形成されているだけに、多くの人たちは438ドル付近に走る61.8%の値戻しレベルのテストを予想していることだろう。

下はStockCharts.comに掲載されているアップル株のポイント・アンド・フィギュア・チャートだが、これによるとアップルの目標株価は400ドルちょうどだ(1)。


(参照した記事:Don Kohn's Firm Says Obama Has No Choice But To Nominate Janet Yellen

サマーズ氏がFRB議長候補辞退、議会承認の公算低く断念

コメント