2013年9月12日木曜日

米国株式市場:今は売る時だ、それともそろそろ買い出動?

マーケットは天井、これはいよいよ売りだ、と思わせたのが、このタイム誌の表紙です。



よく言われるように、雑誌の表紙は逆指標です。見てのとおり、雄牛はパーティーハットにサングラスという姿ですから、ウォール街は完全に浮かれています。これは危ない、持ち株を処分したほうが良さそうだ、と思ってしまいますが、この表紙は売りではなく買いシグナルだという意見があります。


ビジネス・インサイダーによると、絵から引き出せる結論は売りですが、特集されている記事は「マーケットは暴落の可能性がある」、という警戒論です。言い換えると、雑誌の暴落予想が当たる確率は低いですから、確かにまぎらわしい表紙ですけれども、今回のタイム誌の表紙は買いシグナルになります。

よし、それなら買ってやろう、と結論する人は少ないと思いますが、友人の話によるとNYSEサメーション指数から買いシグナルがそろそろ出そうです。この指数は、ニューヨーク証券取引所に上場されている銘柄から算出されたもので、簡単に説明すると、上げ銘柄数が下げ銘柄数を上回っているときは上昇します。そして、500以上の数値は強いマーケットを表し、500未満は弱いマーケットを表します。下が、NYSEサメーション指数の週足です。


たしかに上昇(1)が始まっていますが、青い水平線(2)で分かるように、現在の数値は弱いマーケットを示す500未満です。そう直ぐに500を超えるとは思えませんが、友人はこう説明しています。


入れた指標はストキャスティクスです。(パラメーターは5,3) 売られ過ぎレベルは20です。注目は1、2、3、4の部分です。売られ過ぎだったストキャスティクスが、20を上回るところが買いシグナルになります。現在の位置は5ですが、そろそろ買いシグナルが出そうです。


ローソク足はNYSEサメーション指数、黒い線(A)はS&P500指数です。「シグナルはやや遅れるが参考になる」、と友人は言ってました。NYSEサメーション指数の、こんな使い方があるとは知りませんでした。

(参照した記事:The New TIME Magazine Cover Is Bullish

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