アメリカン・ドリーム:経済的な安定を確立し65歳で退職する

昔、アメリカン・ドリームと言えばマイホームを買うことだった。家の中は家具、電化製品が揃い、車は2台、そして子どもたちは大学へ通う。 -- アダム・レビン氏(Credit.com)
1950年代後半、日本には「三種の神器」という言葉があった。三種の神器とは白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫のことであり、当時それら3品目は豊かさの象徴だった。言い換えれば、三種の神器を所有することがジャパニーズ・ドリームだった。

今日のジャパニーズ・ドリームはどんなものかは分からないが、下が現在のアメリカン・ドリームだ。

・経済的な安定を確立し65歳で退職する (27.9%) 
・借金の無い生活をする (23%) 
・マイホームを購入する (18.2%) 
・大学を卒業する (6.6%) 
・トップ1%の超裕福な階級に属すこと (4.3%) 
・その他 (11.4%) 
・夢は無い (0.2%) 
・分からない/回答無し (8.5%)
若い世代、18歳から25歳のアメリカン・ドリームは富と名声だ。ピュー・リサーチ・センターの調べによると、金持ちになりたいという回答は81%、そして有名になりたいという回答は51%あった。
最近の人気テレビ番組を見て分かることは、例えばリアリティ番組ですが、出演しているのは私やあなたのような一般人です。ごく普通の人がテレビに出て、一夜のうちに人気者になってしまうのです。言い換えると、役者のような演技能力が無くても、単に自分自身であるだけで有名になり金持ちになることが可能なのです。この可能性に若い世代は大きな魅力を感じています。 -- デイビッド・モリソン氏(Twentysomething Inc)
USA TODAYはこう書いている。
若い世代は、全てのことは可能だと信じ、富と名声を得るチャンスは誰にでもあると思っている。しかし今日、彼らが直面している社会環境は厳しい。住宅、保険、教育などの生活に必要な物の値段が大幅に上昇しているというのに、中産階級の年収はほとんど上がっていない。貧富の差も大きくなっている。給料の額だけを見れば、今日の若い世代の収入は親たちの収入より多い。しかし、物の値上がりを考慮すると、今日の若者たちの収入で、親たちと同様な暮らしをするのは無理だ。
住みにくい世の中になった、嫌な時代になった、という言葉をよく聞くが、どんな時代にも成功者は生まれる。大投資家のウォーレン・バフェット氏、亡くなられたアップルのスティーブ・ジョブズ氏、マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツ氏、そして最近の例ではフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏がいる。もちろん、全ての人に彼らのような成功が約束されている訳ではないが、ジェーソン・バーグ氏(24歳)は、こんな事を語っている。
私たちの年代にとって一番の目的は、必ずしも有名になることではありません。それよりも大事なことは、人とは違ったことをして、大衆の中で目立つ存在になることです。
私も、その考え方に賛成だ。人とは違った見方や考え方をすることは、何らかの成功に結びつくような気がする。


マーク・ザッカーバーグ氏

(参照した記事:The New American Dream: It's Not What You Think

Generation Y's goal? Wealth and fame

コメント