迫る米政府機関の一部閉鎖:予算案の議論は誰のため?
共和党が悪い、民主党が悪い、大統領が悪い、と責任のなすりつけ合いは盛り上がっているが、与野党は相変わらず予算案に合意することができない。議員たちに残された話し合いの時間はわずかとなり、このままだと30日の深夜から米政府機関の一部が閉鎖される。 最大100万人の連邦政府職員が10月1日から、無給の一時帰休となる可能性がある。職員の大半が一時帰休となるが、航空管制官や刑務所の看守など一部は、一時帰休の対象外となる見通し。議会スタッフも、雇用主の議員や委員会の要請があれば、職務を続けことができる。(ロイター) 更に、「もし閉鎖となった場合は、個人破産の申請をすることになりそうです」、という深刻な例も報道されている。しかし、なぜ与野党は予算案に合意することができないのだろうか?ギャラップ社の、こういう意見調査結果がある。