紙幣が溢れる家の中

「雑誌の表紙は逆指標である」、と言われています。例えば、経済誌の表紙が金なら、金価格は天井を形成している可能性があります。下は、2011年の12月に発行されたフォーチュン誌です。2012年の投資ガイド特別増刊号ですが、見てのとおり、表紙は金貨でいっぱいです。




2011年の12月を思い出してみましょう。


上は、金価格に連動するETFの月足チャートです。先ず、Aが2011年の12月です。その翌月(B)、フォーチュン誌の表紙が功を奏したのかどうかは分かりませんが、ローソク足は長い陽線を形成しました。しかし、その後はパッとしない動きとなり、最終的に訪れたのは大幅下落です。

最近は、どんなものが表紙に掲載されているのでしょうか。今朝のブログで、ライアン・デトリック氏(シェイファーズ・インベストメント・リサーチ)は、この二つを取り上げています。


キプリンジャー誌の最新号です。住宅から紙幣が溢れ出ています。



今年2月に出たブルームバーグ・ビジネスウィーク誌です。家の中はお札でいっぱいです。

米国住宅市場は天井の形成中でしょうか。デトリック氏は、このチャートを指摘しています。



米国の住宅建築関連株に投資しているETF、iShares Dow Jones US Home Construction (ITB)の日足チャートです。売りパターンである、ヘッド・アンド・ショルダーズが出来上がる可能性があります。ネックライン割れが売りシグナルです。予想される下げ幅は頭からネックラインまでの長さに相当しますから、目標株価は16ドル70セント付近です。ということで、住宅関連株に注目です。


(参照した記事:Are Magazine Covers Sending a Bearish Signal for Housing Stocks?

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