中国失速、米大型株にベア・フラッグ

キャタピラーと言えばダウ指数を構成する銘柄の一つですが、最近こんなニュース(ロイター)が出て話題になっています。
中国経済の減速が米国企業の重しとなり始めている。
米大手企業の中国売上高比率は近年、急上昇しているが、かつて2桁成長を誇った中国経済は7.5%成長に減速。過剰与信や住宅バブルに対する懸念も浮上している。(中略)
17日には著名ヘッジファンドマネジャーのジム・チェイノス氏が、建機大手キャタピラー の株式を空売りしていると表明。同社株が下落した。同氏は以前から、中国経済が崩壊に向かっているとの認識を示している。
キャタピラーは、売上高の約25%をアジア・太平洋地域に依存している。(後略)
下がキャタピラーの日足チャートです。




下降する50日移動平均線(1)の下にベア・フラッグ(2)の形成中です。この移動平均線の突破に難航している理由の一つは、同じ位置に38.2%の値戻しレベル(7月17日の高値から7月25日の安値で測定)も走っています。ご察しのとおり、ベア・フラッグの下辺割れが売りシグナルです。

週足チャートを見てみましょう。




上辺が下降する三角形が形成されています。現在、株価はサポートになっている下辺に接近し、80ドル割れが売りシグナルです。

週足チャートを、こう見ている人もいることでしょう。



ヘッド・アンド・ショルダーズの売りパターンが形成されている可能性があります。ネックライン割れが売りシグナルになり、予想される下げ幅は頭からネックラインまでの長さに相当しますから、目標株価は65ドル付近です。


(参照した記事:中国経済が米企業業績の重しに、中間層の拡大に期待も

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