ツイッターとテレビの視聴率

株のチャンネル、CNBCの視聴率が20年ぶりの低レベルに落ち込んだ。私も以前は毎日CNBCを見ていたが、最近は全く見なくなった。その大きな原因はツイッターだと思う。証券業界の人たち、そして経済ジャーナリストや個人トレーダーをフォローして言えることは、彼らのツイートの方がテレビ番組より面白く、けっこう良い情報源にもなる。

テレビに出演することの多い人たちは、こんなツイートをよくする。下はジョッシュ・ブラウン氏(投資アドバイザー)のツイートだ。

リンクをクリックすると、Fast Moneyに出演したブラウン氏の様子を見ることができる。はたしてどの程度の効果があったかは分からないが、このツイートのお陰で、Fast Moneyに興味を持つ人が増えたかもしれない。

更に、「午後3時のCNNニュースに出演するので見てください」、「明朝6時にブルームバーグ・テレビに出るので、ぜひ見てください」、といったアナリストやアドバイザーのツイートも多い。

ツイッターとテレビに関する、こういう報道がある。
テレビ番組の放映中に、その番組に関するツイートが大きく増えると、それは視聴率の上昇につながる。ニールセン社が、ゴールデンタイムに放映される番組の200エピソードを調査して分かったことは、番組に関するツイートが急増すると、ほぼ3分の1の確率で、その番組の視聴率が上がる。更に言えることは、視聴率の高い番組の放映中は、ツィッターの使用者が増える。
なるほど、テレビを見ながらツイートする人が、かなりいるようだ。もちろん、そんな事が簡単にできるようになったのは、スマートフォンとタブレットのお陰だと思う。
テレビを一緒に見ることができるのは、あなたと同じ部屋にいる人だけではありません。ツイッターを利用することで、あなたは番組に関する感想を、多くの人たちとシェアすることができるのです。もちろん、番組の関係者たちに感想を伝えることも可能です。ですから、ツィッターを使うことで、テレビをいっそう楽しく見ることができます。 -- レイチェル・ホロウィッツ氏(ニールセン社)
視聴者が大きく減っているCNBCの一番組に、ジム・クレーマー氏が担当する「マッド・マネー」がある。氏の番組も大幅に視聴者が減り、今月の視聴率は去年の同時期を42%も下回っている。正に、ほぼ半数の視聴者を失ってしまったのだから、早急に巻き返さないと番組の存続は難しい。

クレーマー氏は積極的にツイッターを利用している。


見てのとおり、氏には67万2005という膨大な数のフォロワーがいる。これだけ人気者なのに、番組の視聴率は何故こうも低迷しているのだろう。ダメなのはクレーマー氏だけなら、氏の番組を中止して他の番組と入れ替えれば良いだけだが、問題はCNBC全体の視聴率が惨憺たる状態にあることだ。

Zero Hedgeはこう書いている。
なぜCNBCは大量の視聴者を失ったのだろうか。情報の信用度に問題があるのだろうか。それとも、人々は操作されている株式市場にウンザリしているのだろうか。あるいは、人々には単に投資するだけの余裕が無いだけなのだろうか。

(情報源:CNBC Core Viewership Drops To Fresh 20 Year Low, Worst Nearly Since Inception

Twitter can boost TV ratings

Twitter Buzz Helps Boost TV-Show Ratings, Nielsen Finds

コメント