金鉱株のダウントレンドは終わった!? 副題:注目の商品市場

マーケット終了まであと2時間を残し、現在ダウ指数は1.4%、ナスダック総合指数は1.67%、そしてS&P500指数は1.41%と、それぞれ大きく下げています。小売最大手ウォルマートの冴えない決算、 4000人の社員を削減予定のシスコ・システムズ、そして2年ぶりの高水準に跳ね上がった国債利回りが株の売り材料になったと報道されています。下はダウ指数の日足チャートです。



50日移動平均線(1)を決定的に割り、指数は現在100日移動平均線(2)のテスト中です。前回(3)は、この100日移動平均線付近がサポートになり、はたして今回も同様な展開となるかが注目されます。

この弱いマーケットの中で、買いを集めているのは金鉱株です。


金鉱株指数の日足チャートです。7月23日(2)の高値を大きく突破、そして1-2-3ボトムが確認され、下げ基調が終わった可能性があります。週足チャートで見るとこうなります。


ここからが本当のテストです。直ぐ上には、レジスタンスになっているギャップ・ゾーン(窓)が控えています。言うまでもなく、売り手を一掃するためには、そこを力強く突破することが必要です。

ダウ指数の日足チャートと金鉱株指数の日足チャートを、もう一度見てください。ダウ指数は調整が明らかであり、100日移動平均線で下げ止まることも考えられますが、そこを割って更なる下落となる可能性もあります。金鉱株指数は1-2-3ボトムが形成され、もちろんギャップ・ゾーンの心配もありますが、上昇相場が始まったと解釈することもできます。

ここで考えたいことは、投資家たちはどちらを選ぶかです。ダウ指数は2009年に底を打ち、既に4年以上のブルマーケットが続いています。その反対に、金鉱株は2年にわたる下げ相場が続き、全く冴えない状態です。繰り返しになりますが、ダウは調整中、金鉱株には底打ちの兆しが見え始めています。言い換えると、投資家たちは押し目買いを選ぶでしょうか、それとも底値拾いを選ぶでしょうか?

注目は金鉱株だけでなく商品市場全体です。


原油、ガソリン、天然ガス、金、銀、銅、トウモロコシ、小麦、大豆などの商品に投資しているETF、PowerShares DB Commodity Index Tracking (DBC)の日足チャートです。金鉱株指数と同様に、2の高値を突破して、1-2-3ボトムが出来上がっています。ドル安が商品買い材料の一つになったと思われますが、不安な株から、割安な商品関連に資金の流入が始まったようです。

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