デトロイト:全米一の裕福な市から犯罪都市へ

デトロイトが破綻した。負債額は180億ドルにおよび、米自治体の破綻としては史上最高になる。その昔、デトロイトは「自動車の都」として栄え、強いアメリカを象徴する一市だったが、今や「再起不可能」と言われるほどまでに落ちぶれてしまった。

マイケル・スナイダー氏(theeconomiccollapseblog.com)は、デトロイトに関する、こんな事実を挙げている。


・デトロイトに金を貸している債権者数は10万を超える。
・デトロイトが抱える借金を市民一人あたりに換算すると、その額は約2万5000ドルになる。
・1960年代、デトロイトの市民一人あたりの年収は、全米で最も高かった。
・1950年代、デトロイトには29万6000の製造業の職があった。現在その数は2万7000に減っている。
・現在のデトロイトには、500ドル以下で売りに出されている住宅が多数ある。
・今日、デトロイトには、家主に見捨てられた住宅が7万8000件ほどある。
・デトロイト市民の約47%は、日常生活に必要な読み書き能力に欠ける。
・16歳以上のデトロイト市民の約半分には職が無い。
・60%のデトロイトの子どもたちは、貧困家庭で育っている。
・かつてデトロイトは、全米で4番めに人口の多い都市だったが、この60年間でデトロイトの人口は63%も減った。
・今日、デトロイトの重要な収入源はカジノだ。デトロイトには、毎月税収としてカジノから約1100万ドルが入って来る。
・デトロイトの街灯の40%が壊れている。
・実際に走ることのできる救急車は3分の1しかない。
・デトロイトにある公園の3分の2は2008年以来閉鎖されたままになっている。
・ここ10年間で、デトロイトの警官数は40%ほど減った。
・デトロイトの警察に電話をした場合、警官が現場へ到着するのに平均で58分ほどかかる。
・財政難のため、デトロイトにある交番のほとんどが、一日24時間中16時間は閉鎖されている。
・デトロイトの凶悪犯罪数は全米平均の5倍。
・デトロイトの殺人事件数はニューヨークの11倍に相当する。
・デトロイトで起きる犯罪で解決するのは10%未満。とにかく治安が悪い今日、デトロイトの警察は「何か起きても当方では責任を負えません」、と完全に諦め状態だ。 





(情報源:25 Facts About The Fall Of Detroit That Will Leave You Shaking Your Head

自動車が消えた「自動車の都」、デトロイト市の再建は多難に

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